歯科に限らず何でもそうでしょが、前人未到の領域に踏み込んで切り開く、新しい分野確立する、出来るのって、凄いことですよね。
先日の西堀先生の講演で、先生も話されてたけど、インプラントは新しい分野で、何でもやって見ることが出来た、黎明期だったから良かった、自分達は何でもチャレンジ出来た。
だから、先人が築き上げた業績、歯周補綴でも全く先人の知らない分からない世界で仕事出来、実績作り上げられた。
それって、本当のことだ、と凄く思います。
偶々その時に産まれた、巡り合った。
これって、やはり運と言うか、定め、宿命、運命としか言いようがないもの、なんでしょう。
自分振り返っても、誰も行かない道行ったから先駆者になれた、否、否応無くなってしまった。
数多優秀な同業者の方々がいた中、自分だけ訳分からず茨の道に分け入った。
大博打以外のなにものでもないです。
正直、この博打に負けて、退場して行った方、かなり沢山います。
博打は博打、ですから。
でも、勝つ為の努力、どうしたら負けないか、には必死でした。
勝つより負けない、なんですよ。
無防備に突っ込んでくんじゃなくて、側から見たらそう見えるかも知れないけど、自分の中ではガチガチに守り固めて、突っ込んで行くって感じですか。
即時荷重インプラント部分的なのした始めには、ほぼ毎日来て貰うとか。
フォローの仕方、脱落しないように、それこそ必死です。
そこの差、なんですよね。
何としても成功させる、失敗しないさせない。
前人未到に踏み入るには、冒険心だけではなく、物凄く用心深い、些細なことに感度上げる、変化に気付く、即対応する、なのではと思います。
恐怖に打ち勝ち、でも万全な対応策抱いて臨む、です。
若い次代に向けて。