関空

連絡橋の自動車道部分 損傷が激しく復旧に半年以上

タンカーが衝突し、破損した関西国際空港の連絡橋=2018年9月5日午前8時、本社ヘリから加古信志撮影
タンカーが衝突し、破損した関西国際空港の連絡橋=2018年9月5日午前8時、本社ヘリから加古信志撮影

 台風21号の影響で被害を受けた関西国際空港の旅客便の運航は18日、被災前の約5割に相当する発着約250便にまで回復した。同日には、関空連絡橋(3.8キロ)でJR西日本と南海電鉄が2週間ぶりに運転を再開し、空港アクセスは大きく改善された。一方、連絡橋の自動車道は、再利用を検討した橋桁の損傷が激しく、復旧には半年以上かかることが判明した。

 石井啓一国土交通相は18日の記者会見で、自動車道について「来年の大型連休までに復旧したい」との見通しを示した。西日本高速道路によると、撤去した187メートルの橋桁の損傷が激しく、133メートル分を新たに造って架け直す。マイカーやレンタカーなどの通行制限は当面続ける見通し。

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