和菓子をスルーしてきた甘党放送作家が、トロっとろすぎる本わらび餠を取り寄せてみた

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こんにちは! 1日に1回はコンビに寄り、必ず甘い物を買って帰るほど甘いのもが大好きな放送作家、鈴木です。

 

着々と増えていく体重には見てみぬふりを決め込み、今日も甘い物を頬張っています。そんな私は最近、あることに気がつきました。

 

「そういえば、和菓子って自分から買って食べたことないなぁ」

 

ケーキやスナック菓子はしょっちゅう食べているのに、和菓子は今までスルーしていたのです。

 

子どもの頃は、おばあちゃんやおじいちゃんが食べるものだというイメージが強くて、なかなか食べてこなかった和菓子。そのイメージが強かったからなのか、今でもどういうものがあるのかイマイチピンと来ません。

 

そこで、どんな物があるのかなとお得意のネット検索を実行してみました。だんごやようかん、もなかやお饅頭など、いろんなページ、画像をスクロールしていきます。

 

どうしよう。どれもおいしそうだ……。

 

しばらく和菓子画像に夢中になっている中、私はある商品を発見して驚いてしまいました。その商品は、とろとろで、まるで原型が無いといっても過言ではないわらび餠。これってありなの?

 

商品名は笹屋昌園の本わらび餠「極み(きわみ)」。お店は京都にあるそう。一目ぼれをした私は、これはもうお取り寄せしかない! と、心に決めました。

 

商品は420gで1,780円と、小さいサイズの200gで1,080円の2種類がありました。

せっかくだしと、私は420gの方を注文。その日までわくわくしながら待っていると、指定日の午前中にピンポーンとインターホンが。

 

待ちに待った商品の到着です。

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さっそく段ボールの箱を開けます。

 

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商品は保護材によってしっかりと守られています。保護材を取り、商品を取り出しました。

 

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ジャジャーン! 本わらび餠「極み」の登場!

どっしりと重みがあり、外装に高級感があります。大きく書かれた「極」の文字がとても印象的。それでは、早速開封していきます。

 

この「極」と書かれた部分を開くと……、

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現れたのは、「極み」に関しての製法やこだわりなどが書いてある文章。

「極み」は本わらび粉の割合が多く、きれいに切り分けることが困難であるため、箱に流した状態でお届けする、という形になったということが分かりました。作り手のこだわりがとてもよく伝わります。 

 

きなこは丹波黒豆を使用した京きなこと、宇治木長園の抹茶を使用した抹茶きなこの2種類。どちらもとても品質の良いきなこなのだろうと分かります。

 

それではついに、本わらび餠「極み」とご対面! つるんとした表面と、本当に形の無い状態の、言わば巨大な本わらび餠を目の前にし、テンションが上がった私。表面を触ってみたくなり、そっと指で触れ、表面のぷるぷる感に感激。そしてスプーンですくってみると……。

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なんだこれは!!

 

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おぉ!これが、私が一目ぼれした本わらび餠か!!

 

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衝撃がすごい! 止まらない!!

 

とろとろ、もちもち、つるつる、ぷるぷる。

どんな表現をしても合う、今までに体験したことがないような感触と見た目です。

職人がすべて手作業で作っているからこそのとろとろ感なのでしょうか? これを機械で再現するのは難しいはず。

 

では、食感は一体どんな感じなのか? まずは何もつけずに、いただきます。

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口に入れた瞬間、みずみずしい食感とともに、ほんのりした優しい甘さが口の中に広がりました。

 

もう一言、「お、おいしい!」これにつきます。

 

口の中に入れた瞬間はみずみずしいのに、すぐにとろとろと口の中でとろけてなくなってしまいます。この食感がクセになり、何度も何度もスプーンですくっては食べて、すくっては食べて、を繰り返してしまいました。

 

これは、京きなこと抹茶きなこにまぶして食べたら、さらに違うおいしさが待っているに違いない。そう胸をときめかせて、2つのきなこを用意します。

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きなこはあらかじめお皿に広げておき、そこに本わらび餠をまぶします。

 

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まずは京きなこから。

 

これもなんという美味! 歴史ドラマで見た「美味でございます~!」という、せりふが頭の中で反響してしまいました。

本わらび餠の甘さに、京きなこの控えめな甘さやマッチしてとてもおいしい。きなこもサラサラしていて口の中ですぐにとろけてしまうので、次々と口の中に放り込んでしまいます。

 

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続いて抹茶きなこ。

 

抹茶のほんのりとした苦さが、本わらび餠の甘さとうまく交わって少し大人な味がしました。

 

実は私、抹茶が得意ではないのですがこの抹茶きなこは大丈夫。

 

やめられない! 止まらない! とは、まさにこのことか! というほどパクパクと続けて食べてしまいました。

 

420gは多いかな? とは思ったのですが、届いたその日には完食してくださいとのことだったので、食事後のデザートや、寝る前にテレビを見ながら食べ、見事完食しました。

 

食べれば食べるほどハマってしまうような、そんな本わらび餠「極み」。

なかなか他では味わうことのできない食感を、皆さんもぜひ味わってみてください。

私ももう一度、お取り寄せしてみようかなと思います!

 

お店情報

京菓子 笹屋昌園 

住所:京都京都市右京区谷口園町3-11
電話番号:075-461-0338
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日
ウェブサイト:http://www.rakuten.co.jp/sasayasyoen/

※この記事は2017年3月の情報です。
※金額はすべて税込みです。(別途、送料がかかります。詳しくはウェブサイトでご確認ください)

 

書いた人:うちとみ運輸

うちとみ運輸

放送作家、構成作家が所属するエンタメ集団。お笑いライブ、テレビ制作、舞台演出、Web記事制作などを主に活動を行う謎の集団。現在、月刊誌や広報誌、WEBなど各媒体で執筆中。

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