火曜深夜に1時間半の「アイドルタイム」が生まれた。AKB48の姉妹グループHKT48と、AKB48の公式ライバル乃木坂46が、それぞれ日本テレビ系(関東ローカル)で新しい冠番組を持つことが21日、分かった。来月2日放送開始で、火曜深夜1時29分(初回は同1時34分)から30分間ずつ。同時間帯の前にはAKB48の冠番組「AKBINGO!」(火曜深夜0時59分)があり、AKB48関連グループの番組が1時間半続けて放送されることになった。

 番組名は「HKT48

 トンコツ魔法少女学院」と「NOGIBINGO!(ノギビンゴ)」。アイドルグループの冠番組が3番組も続くこと自体が異例だが、深夜帯に起きている10~40代男性を中心に視聴需要がある証し。08年に「AKBINGO!」の原型となった「AKB0じ59ふん!」を手掛けるなど、多くのアイドル番組を担当してきた日本テレビ毛利忍プロデューサーは「火曜深夜は、スーパーアイドルタイムになりますよ」と笑った。

 HKT48と乃木坂46の両番組終了後には各界の著名人がおもしろさを判定し、勝利したグループの番組は次週の放送時間が先(深夜1時29分から)になるという対決要素もある(初回の順番は未定)。この新展開を受け、HKT48指原莉乃(20)は「私たちは年少メンバーが多いですし、若い力で負けません」とコメント。乃木坂46の松村沙友理(20)も「平均年齢が高い分、大人の魅力と、セクシーさを出していきたい。負けず嫌いなので」と応戦した。