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専決処分に対する抗議文を提出

先週末にブログに書きました、予算案の専決処分に対して、専決処分をする必要があったのか、臨時議会を開くべきではなかったか、という論点で抗議文を市民と歩む議員の会会派として市長あてに提出してきました。

先週火曜日24日に議会四役に9月定例会に補正予算を提出するけれど、26日にはプレス発表したいと説明し、
水曜日25日に私たち会派は説明を聞き、補正予算は9月定例会、実施は10月1日から受け付け、ただし、地震発生時まで遡及するとのことでした。

それが26日木曜日の夕刻には議会四役に9月定例会まで待てないので、プレス発表を7月中にはしたいので
27日に専決処分しますという報告があったそうで、
27日には、専決処分しましたという通知が全議員に届きました。

10月1日からの受付では遅いので、8月13日から受け付けるというのです。
(今朝7月30日の朝日新聞大阪版にも掲載されています)

8月13日から受け付けるから臨時議会を開いている時間的余裕がないというのでしょうが、
そもそも、それだったら、7月4日に5月定例会が終わるまでに会期の延長を申し出て
議会として会期延長したまま、事業の制度設計ができるのを待って、提案を受けて議決する、ということができたはずなのです。
つまり臨時議会開かなくても会期延長でできたということです。

でも、会期延長を申し出なかったのは、9月定例会提案でも間に合う、遡及するから大丈夫と考えたのでしょう。

それなのに、それなのに、勝手に8月13日から始めたいから、議会開くの待っていられないから専決処分しますねん、というのは、勝手すぎるし、虫が良すぎます。

もちろん、被災された方々のためには、遡及するとはいえ、一日も早く受付を始めるほうがいいに決まっています。
だけど、それでも9月定例会でいいと思っていたんでしょう。
それがなぜ1日、2日のことで変わるんですか?

いかに行き当たりばったりのことをしているのか、と思います。

これが6月18日の地震直後のことであれば、まだわからなくはありません。
混乱しているから、少しでも早く決めたいから、だから専決処分しますと、というのはわからなくはありません。

それをぎりぎりまで引っ張っておいて、時間的余裕がない、なんておかしすぎます。

できるだけ早く事業を始めたい、遅くとも7月中には広報したい、
そう考えるのであれば、そのために、いつまでに何をしなければならない、と考えるのが普通です。

予算案を議会で議決するにはどれだけの日数が最低必要で、じゃあ、今は何をしておくべきか
定例会会期延長がいいか、臨時議会開催がいいか、9月定例会で間に合うか、
いろんな選択肢の中で選んだんでしょう、
それを今さらなんなんですか、と言いたいです。(言ってるけど)

議会と市長は二元代表制、議会が市長の思い通りに動くって思っているのだとしたら
勘違いもいいところだと思います。

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