Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

雪は天から送られた手紙である

2017-12-08 | 裏磐梯時間
これは日本の「雪博士」・中谷宇吉郎さんの言葉だそうです。

雪の結晶の様々な形ができる条件
リンク先にはナカヤダイヤグラムと呼ばれる気温と湿度で
どんな結晶ができるかを実験して作ったグラフがのっています。

上の写真にあるものは、うちの近くの沼のほとりで撮ったものです。
雪の結晶の場合は上空の雲の中でできますが、
これは明らかに地上でできた結晶。
地上と言っても、この辺りは標高820mなので、
時々、雲の中にいる状態になることがあります。

まさに、この日は放射冷却でかなり気温が下がったので、
上の結晶は角板と樹枝状の結晶の間ぐらいかな?
予報では-8~9℃だったと思うので、
ナカヤダイヤグラムと照らし合わせると、
-10℃以下で出来はじめる「交差した角板」かな?



これは樹枝状っぽいので、上空から降ってきたものかもしれません。
積もった雪の上に、まっしろしろすけみたいにポコポコのっていたので、
不思議に思っていましたが、これで、なんか謎が解けたかも。



冬前の霜や、雪の結晶や、積もった雪の表面、
そして木についた霧氷の形は、その時により形が様々で、
興味深いなと思っていたのですが、
気温と湿度の関係なんだなというのを、
先の記事で知りました。

この関係性を知っていると、結晶を見た時に、
どういう状況で、この美しい形ができたのかに、
思いを馳せることが出来て楽しいなと思いました。







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Anju Nakamori
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