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グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故 単行本 – 2017/5/8

3.8 5つ星のうち3.8 5個の評価

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「忍び寄る災厄、高まる圧力。
緊迫感に息がつまり、本を閉じたくても閉じられない。
いま、ここにあるディストピアを描く、戦慄の至近未来サスペンス。
〝あの日〟の記憶があまりにも生々しく甦る」――大森望氏

「台湾はアジアで唯一、原発にノーと言える国。
原発事故とともに浮かび上がる様々な人間的な問いを扱った
SFミステリー仕立ての力作」――多和田葉子氏

台湾発、戦慄の至近未来サスペンス!

福島第一原発事故後、台湾で第四原発の建設中止を求める運動が一気に高まったことを受け、著者は「現実への介入」を掲げて本書を書きあげた。原書は2013年に台湾で刊行され、呉濁流文学賞及び華文SF星雲長篇小説賞をダブル受賞するなど高く評価され、大きな話題となった。蔡英文政権は原発廃止を閣議決定し、現実世界の動きにもつながった。
2015年10月、台北近郊に建設された第四原発が突如原因不明のメルトダウンを起こした。台湾政府は北台湾地域を立入禁止区域に指定、台南への遷都を宣言する。生き残った第四原発のエンジニア・林群浩は、事故の影響で当時の記憶を一切失っていたが、あるきっかけから失われた記憶の中に原発事故の原因があると知る。そこには原発事故の際に決死隊を組織して一躍国民的英雄となった次期総統候補の姿があった――。
グラウンド・ゼロ(原発事故)以前と以後の時間が交錯しながら物語は進み、人と人、個人と組織との関係、そしてあらゆる価値観が大きく変化する中で、林群浩を取り巻く人物たちが様々な問いを投げかけ、原発事故の真相に迫っていく。事故の背景にある台湾社会の腐敗や硬直した官僚機構、原発をめぐる複雑な利権問題を迫真の筆致で描くが、その構造は日本にも当てはまる。
文明への幻想と人間社会の深い闇を抉り、福島第一原発事故を経験した日本に強烈なメッセージを訴えかける傑作長篇。
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商品の説明

著者について

伊格言(エゴヤン)Egoyan Zheng
1977年台南生まれ。国立台湾大学心理学科、台北医学大学医学学科中退、淡江大学中国文学研究科修士。ペンネームの伊格言はアルメニア系カナダ人の映画監督アトム・エゴヤンから取ったもので、本名は鄭千慈。聯合文学小説新人賞や自由時報文学賞、林栄三文学賞など各種新人賞を受賞。2003年、短篇小説集『甕中人(大甕の住人)』がドイツのライプツィヒ、フランクフルト・ブックフェアの選書に選ばれ、新世代作家の一人として大きな注目を集めた。07年、マン・アジア文学賞(Man Asian Literary Prize)にノミネートされる。10年に長篇小説『噬夢人(夢を噛む者)』、11年に詩集『你是穿入我瞳孔的光(君は僕の瞳に射し込んだ光)』、13年に二冊目の短篇小説集『拜訪糖果阿姨(アメ玉おばちゃんをたずねて)』を刊行。また、同年刊行の長篇小説『零地點 GroundZero(グラウンド・ゼロ)』で呉濁流長篇小説賞及び華文SF星空長篇小説賞をダブル受賞するなど、台湾の国内外で高く評価されている。現在は国立台北芸術大学で講師を務めながら、文学評論などを含めた幅広い執筆活動を続けている。

訳者: 倉本知明(くらもと・ともあき)
1982年香川県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了、学術博士。台湾文藻外語大学助理教授。専門は比較文学。台湾・高雄在住。共著『戦後史再考――「歴史の裂け目」をとらえる』(平凡社、2014年)、訳書に蘇偉貞『沈黙の島』(あるむ、2016年)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白水社 (2017/5/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/5/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 334ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 456009540X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4560095409
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美麗・丁寧・迅速、価格reasonable.
この書店には、今から50年以上前天王寺区に所在していた某大学に通学していた頃からお世話になっていました。
(今や阪大に吸収合併されてしまいましたが)その頃からの付合いなので、とても信頼がおけます。
2017年6月3日に日本でレビュー済み
第4原子力発電所が大事故を起こし、台湾は国土の北、台北を含む何分の一かを放棄して、
台南に遷都する、という近未来SF小説。
原発で働いていたエンジニアがなぜか一人生き残り、事故当時からの記憶を失って、
当局に監視されて暮らしている。
彼の失われた記憶のなかには、国家にとって不都合な事実がいっぱい隠されているらしい・・・。

大事故の起きた前後の2015年と、現在(記憶を失った彼が台南で暮らしている)の2017年の
二つの時間軸を行ったり来たりする構成なのですが、
原作は2013年に出版されたので、書いた時点ではどちらも未来だったわけです。

この小説のなかでは、15年の事故当時の国民党政権が非常事態宣言で選挙を延期するので、
17年になっても、国民党政権のままです。
現実の台湾では、政権が変わり、民進党政権は今年ついにアジア初の「脱原子力宣言」を出して、
すべての原発の廃炉を決めたわけですが、
この小説が書かれたことが原発反対運動や政権の行方にも大きな影響を与えたのではないかと思われ、
現実を動かしたすごい小説だと思いました。

作者はもちろん、311フクシマに触発されてこの小説を書いたわけだけど、
台湾やドイツはそれで脱原発に方向転換したのに、
当の日本では、再稼働とかやってるんだから、恐ろしくなった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月12日に日本でレビュー済み
「反原発」を訴える小だが、SF的要素、サスペンス的な要素を生かしていて、なかなか面白い。
台湾にも原発が多いこと、日本の原発政策とそれらか関わっていること、フクシマ以降、日本と違う方向に舵をきったことなどの予備知識があった方がいいのはもちろんだが、それらがなくても十分に楽しめる(評者がそうだ)。
ただ、過去と現在を行ったり来たりするので、頭の中を整理しながら読まないと、こんがらがってしまうかもしれない。

個人的には著者の気持ちも分からないではないが、終盤部分にやや不満を覚えた。
メディアが持ち上げる“英雄”に対しては、眉に唾をつけてかかるべきだと、本書を読み終えて改めて感じる(日本だと、先の都知事選が典型だろう)。