受験勉強に役立つ上手な時間の使い方、3つのポイントとは?【ミニコラム】

受験生はいくらあっても時間が足りません「こんなことならもっと前から勉強しておけばよかった」という声もよく耳にしますが、いくら思っても時間は戻りません。だったら、上手な時間の使い方を身につけて、効率よく勉強しませんか?

参考書よりも問題集と向き合う時間を確保する

無限に時間があればよいのですが、部活や塾などで、「1日1時間しかある教科の勉強に時間を割けない」というときは、参考書を漠然と読むよりも問題集と向き合う時間を作ることが一番です。問題集には答えや解き方が載っており、必要なポイントが網羅されています。参考書は一見分かりやすいのですが、教科によっては受験に関係ない知識も多く書かれています。時間がないときに得意分野の点数を伸ばすよりも、みんなが点数をとる場所やみんなが苦手な場所を取り逃さない方が、結果点数の底上げにつながります。問題集を読んでもう少し知りたい、イマイチこの答えではぴんと来ない、というときに参考書を開き、それ以外は問題集をひたすら解いて、自分の弱点を克服することが大切です。

午前中に予習、午後には復習を

インターネット上で検索すると、「暗記物は夜寝る前に」という考え方を発見しますが、本当なのでしょうか。これは「人間は夜寝ている間に、昼間起きた出来事を整理整頓・記憶しなおす」という脳の本能に由来しています。そして寝る前に見た記憶が最新の情報として整理されやすいので「暗記物は夜寝る前に」という理論にたどり着きます。さて、この寝る前の記憶とはどのくらいの期間を指すのでしょうか。実は多く見積もっても15~30分とされています。寝る前に数時間、暗記物の勉強をしても、そのすべてを記憶しておくことは容易ではないということです。このため反復して暗記を行うことが必要になります。逆に、睡眠により脳の記憶・情報処理機能が整理されている朝に勉強するのであれば、新しいことを覚えるのがおススメです。脳は新しいことを知ることで活性化されていきますが、勉強を繰り返すとどんどん疲れて新しいことを知る力が低下していきます。これらの理由により「午前中に予習、午後から復習」を行うのが効率的と考えられています。

志望校の試験時間に合わせたスケジュールを

高校3年生になったら、志望校の試験時間に合わせたスケジュールで、勉強時間を確保するようにしましょう。試験が50分なら50分勉強して休憩を挟む、といった形です。高校の授業時間と試験時間のリズムが違う場合、ペース配分を間違える可能性もあります。体で時間を覚えるよう、癖をつけてしまいましょう。ここで大切なのは、「勉強の合間の休憩はスマホなどを利用しない」ことです。たとえば全体で2時間勉強しようとして、途中でスマホなどのデジタル機器に触れると、かえって集中力を欠くこともあります。ストレッチやお茶を飲むといった、心身ともに休憩を得るよう気をつけましょう。

効率の良い時間の使い方は将来にも役立つ

学生時代に短い時間で力を発揮する訓練をしておくと、将来、社会人になってからも色々役立つことが多いことに気づくはずです。限られた時間の中で、いかにして集中し、実力を発揮するか。受験は単に勉強の成果を競うだけではなく、効率よく時間を使うセンスを磨くためにも重要な役割を果たしているのかもしれませんね。