パブリックコメント案への賛同者募集
情報法制学会情報通信政策セミナー有志は総務省情報通信政策研究によるAIネットワーク社会推進会議報告書2018(案)に関する意見募集( http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000071.html ) に以下の通り意見提出します。

意見要旨

ガイドラインを作成するのは結構ですが、
①産業界の各領域・各階層で
②ガイドラインにおけるいわゆる「AI」を「実装していることになる」
③先行者たちの創意・工夫により
④机上の議論ばかりではなく、
⑤すでに実務的にも経済的にも現に存在している具体的な製品・システム・企画等について、
⑥さらに将来的に継続的に
⑦さらなる開発・実装・検討・メンテナンスが、営為遂行されることになるという

机上の議論だけでは様々な問題が解決されえないクリエイティブな発想と実務的な技術や知能の集積と統合が何よりも必要な実際経済における営みに対する影響への配慮が必須であると思われます。

そのためには非規制的かつ非拘束的な曖昧な原則や謂れのない恐れではなく、技術的に明らかな社会全体における不利益を特定した上で確実に罰則規定のある規制・法令の制定が望ましいと考えます。

本報告書案が提示する様々なリスク想定の多くは誤ったスコープ設定のもとに記述されており、各種定義はあいまいすぎてAI開発及び利活用の発展をかえって阻害する虞があります。

そこで、私たち共同執筆者は以下の通り本報告書案へのパブリックコメント案(  https://drive.google.com/open?id=1ac9Jw67MidCbwfOjYt_1G5XTtXC2x3WK ) を起案(注1,2)しました。私たち共同執筆者は本パブリックコメント案にご賛同いただける賛同者を広く募集します。パブリックコメント案をご一読いただき、ご賛同いただける場合は以下の回答欄にご記入ください。

なお、本パブリックコメント案に記載した意見はCC0ライセンスで公開します。本パブリックコメント案全体への賛同はできないが部分的には賛同いたただける場合は本パブリックコメント案の意見個々について自由にご自分の意見に組み込んでパブリックコメント提出いただけます。

参考 CC0ライセンス https://creativecommons.org/choose/zero/

共同執筆者
atoll Project アーキテクト川田大輔
新潟大学法学部教授 田中 幸弘
日本アイ・ビー・エム株式会社 技術理事 山下 克司


以下、更新情報 2018/06/24/16:15 付

注1 : パブリックコメント案ファイルの一部に文字化けが存在するとのご指摘をいただき文字化けを修正したファイルに差し替えました。内容に変更はありません。あわせて文書修飾を実施しました。

氏名公開にご同意いただきました賛同者のお名前を以下に掲載させていただきます。
ご賛同ありがとうございます。

株式会社ラック 理事 長谷川 長一 様
アエリアル・イノベーション 最高経営責任者 小池良次 様
さくらインターネット株式会社 取締役 伊勢 幸一 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 Executive IT Specialist 法橋 和昌 様
ネットコマース株式会社 代表取締役 斎藤昌義 様
中央大学総合政策学部 准教授 中村周史 様
帝京大学 研究員 小川道夫 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 テクニカルリーダーシップ兼デジタルイノベーション推進担当 小池裕幸 様
OSSラボ株式会社 代表取締役 船井覚 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 上席ITスペシャリスト 岡田経明 様
中央大学理工学部 准教授 酒折文武 様
青森公立大学 経営経済学部 地域みらい学科 准教授 木暮 祐一 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 エグゼクティグITスペシャリスト 森本 祥子 様
株式会社オージス総研 一般社員 赤坂 英彦 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 部長 中島千穂子
日本アイ・ビー・エム株式会社 Advisory IT Specialist 谷村真理子 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 上席ITスペシャリスト 山下 文彦 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 Sr. Ceritifiedエグゼクティブアーキテクト 木内 正裕 様
アイシーティーリンク株式会社 代表取締役 田辺 泰三 様
株式会社インサイトテクノロジー 取締役 CTO 石川 雅也 様
株式会社シーエスファーム CEO Noboru Matsumoto 様
さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中 邦裕 様
日本マイクロソフト株式会社 クラウドソリューションアーキテクト 土居 昭夫 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 リサーチスタッフメンバー 緒方 一則 様
フリーランス Webフロントエンドエンジニア 酒井佑弥 様
日本アイ・ビー・エム株式会社 技術理事 陳建和 様
所属・役職非公開 小川 博久 様

※ 掲載順序は順不同です。

氏名非公開を希望される賛同者からのエンドースメントをいただいておりますので深い感謝とともにご紹介させていただきます。

錚々たるAIネットワーク社会推進会議及び分科会構成員の方々であるにもかかわらず、抽象度が高く、汎用的な解釈ができるままの表現が踊る報告書に危機感を感じ得ませんでした。
その本報告書の子細に至るまでのレビューと現時点で不明確な内容に対する的確な指摘と改善要望コメントに対して、共同執筆のお三方への敬意を表したいです。
会社というよりは株主への配慮から、大変申し訳ありませんが、氏名は非公開とさせて頂きたいのですが、必要であればお三方主催の会議やフォローアップのカンファレンスには都合着く限り出席します。

氏名公開いただいている方含め、複数のエンドースメントをいただきましたので代表例のみで申し訳ございませんがご紹介させていただきます。(注3)

・AI関連技術および利活用の推進のため、より実務的かつ発展的な議論が進むことを期待します。

・現実的で具体例に基づく規範を作っていくことが、次代の国の競争力となると考えます。

・大変な作業ご苦労さまでした。経済社会が健全に発展することを共に望みます。

・人間でも起こし得る問題まで「AIが悪い」と主張する報告書を認めてはならないと思います。

皆様、ご賛同ありがとうございました。


更新時情報 201806/25/14:20
賛同募集開始から36時間時点でご賛同いただいたうち、氏名公開に同意くださっている方々について賛同者一覧に追記させていただきました。感謝に堪えません。

パブリックコメント応募締切は6月26日17時となっております。本賛同募集は事務作業時間等考慮し26日12時をもって募集終了させていただきます。意見提出完了しましたら賛同者の皆様には個別にメールにて提出完了を報告させていただきます。

更新情報 2018/06/26/02:23
賛同募集開始から48時間時点でご賛同いただいたうち、氏名公開に同意くださっている方々について賛同者一覧に追記させていただきました。感謝に堪えません。

注2 : パブリックコメント案ファイルの一部に誤植が存在するとのご指摘をいただき誤植を修正したファイルに差し替えました。内容に変更はありません。

更新情報 2018/06/26/15:15
本賛同募集終了させていただきました。(注4)氏名公開に同意くださっている方々について賛同者一覧に追記させていただきました。

注3:重複コメントは一つに取りまとめさせていただきました。共同執筆者一同すべてのコメントを拝読しております。感謝に堪えません。

注4:総務省への意見提出にあたっての賛同者募集は終了しておりますが、ご賛同いただいた方々への謝意を表すため、当面、本募集フォームは公開設定のままとさせていただきます。


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私はAIネットワーク社会推進会議報告書2018(案)に関する貴会のパブリックコメント案に賛同します。 *
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賛同者氏名公表の可否(氏名公表を望まれない場合でも賛同いただいた場合、総務省に提出される賛同者名簿には氏名が記載されますのでご注意ください) *
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