進学人口の減少により、まず、日本人学生の上位校への移動がおこり、専門学校、短期大学の瓦解が進行してきた。2020年以後、生き残れる専門学校は珍しいものとなる。どうして、そうなるのか?企業が賃金が安く、すぐ使える人材を求めてきたが、技術の進化には適応できないで、中高年からお荷物の人材となる。つまり、卒業生が中高年になった場合、How to useだけを学習すると、道具や機械が変わると変化に対応できない。だから、今、4年生の大卒者でも、大学院の入試で足切りされた人材として扱われる。4大卒でも、もう限界が見えている。それでは、専門学校の生き残りには、なにができるのか?リカレント教育である。それも、企業への出前型の教育サービスである。従来は、講座方式で、広く募集していたが、今は企業の現場で伸び悩んでいる社員や、戦列の復帰してくる母親たちのリカレント講座である。だから、学校に集めるのは、講師陣であり、その講師陣に「出前の授業ができる」シルバー人材を集めることである。ただし、中小企業にはその体力がない。その場合は、新聞社の文化セミナーと相談することだ。ファボーレ、イオンなどに、土日に使える教室がある。それと、中高年の再教育のために、専門学校が国立大学の若手講師陣を招き、基礎からの大学教育を施すことである。ノート・パソコンを使った統計情報の原理である最小二乗法を紙と鉛筆で書いて体感させることだ。
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