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2018年4月14日は12カ所(1)

2018年04月15日 13時47分26秒 | つれづれ日録
(画像を変更しました。4月17日)

 実は4月11~13日のことをまだ書いていないのだが、14日を先にアップする。

 今週もなかなか多忙で、14日は朝から疲れきっていた。
 しかし、ギャラリーめぐりを日曜に回すと、月曜からの仕事に差し支えるし、ブログを書く時間がなくなってしまうので、気合を入れなおして家を出た。

 バスを降りて、500m美術館(いまはなにもやっていない)のあたりから地上に出た。
 こないだ、三岸好太郎美術館を訪れた際、ばったりお会いしたモリケンイチさんから
「ヤナイさん、見に行ってくださいよ~」
と懇願されていたので、会場のファビュラスに行こうとしたが、道を1本間違えた。

 やはり疲れているようである。

 ファビュラスは例によって満員だったので、来週に延期することにする。

 この日のギャラリーめぐりは、次のとおり。

ギャラリー大通美術館
スカイホール(外山欽平油絵個展二科北海道支部展)→
さいとうギャラリー(河瀬陽子油絵展)→
道新DO-BOX→
ギャラリー門馬アネックス→
ギャラリーミヤシタ→
ギャラリーエッセ→
大丸画廊(紅露はるか展)→
キタカラギャラリー→
富士フイルムフォトサロン→
ギャラリー犬養→
新さっぽろギャラリー

 疲れているならこんなに行くなよ、といわれそうだが、これでも、16日以降も行われている展覧会は後回しにして、早く帰ろうとした結果なのだ。

 ギャラリー大通美術館では「道新油絵教室 第46回アルディ会展」を見た。
 講師を務める米谷哲夫さんが「森の哥」と題する絵を2点出している。笛を吹く女性が木々の間で宙に浮いており、どこかユートピア的な世界を作り出している。
 生徒さんの絵では大久保美恵子さんの「ONE DAY」が目を引いた。大久保さんはもう十数年前以上、左と右の目の高さが異なる女性の絵を描き続けているが、今回はすっきりと構図がまとまっている。

 「ESA」の19回展も開かれていた。
 1990年代後半、エスター・ショエットさんが札幌で開いていたシルクペインティングの教室展が、彼女がオーストラリアに帰国してからも20年近く継続しているということ自体、興味深い。
 出品者は3人だけで、小品ばかりになっている。彼女の絵はバティックを思わせる鮮やかな色が持ち味だったと記憶しているが、すっかり日本的な渋い色合いの作品ばかりになっており、ローカライズのおもしろさを感じる。

 いずれも15日で終了。

 スカイホールとさいとうギャラリーの展覧会については、別項ですでに書いた。

 スカイホールでは、ブログ「北海道を彩るアーティスト」の五十嵐さんにお会いする。
「がんばってんでしょ」
と笑いながら激励される。
 中田登さんとも久しぶりにお会いする。
 田中良さんら二科会の幹部に、このブログを紹介してくださったとのことで、恐縮の限り。

 さいとうギャラリーの外では、函館のWさんとすれ違うが、あれっ、独立展はもう終わったのに…。


 同ギャラリーでは備前焼の2人(夫婦)展も行われていた。これがなかなか良い。
 光沢のある作品もあり、一点一点土を確かめながら作っていることが伝わる。
 10日付、道新折込の「さっぽろ10区(とーく)」によると、奥さんのほうは、すすきのにあった居酒屋「七七屋」の娘さんとのことだ。

 道新のDO-BOXでは、釧路、室蘭、留萌3市の夕日の写真展を、14、15日限りで開いていた。
 目の付け所はいいとおもうが、もう少し良い紙にプリントしてあげられなかったのだろうかと思った。




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