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ドイツ:1月の失業率、東西統一後の過去最低を更新-景気の勢い増す

  • 失業率は5.9%、12月は6%
  • 失業者数は2万6000人減、市場予想は5000人減

ドイツでは1月に失業率が過去最低を記録した。欧州最大の経済大国である同国景気が勢いを増している兆候が示された。

  ドイツ連邦雇用庁が31日発表した1月の雇用統計によると、失業率は5.9%に低下し、東西ドイツ統一以降の最低を記録した。失業者数は季節調整済みで前月比2万6000人減の261万人となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、失業率は前月から変わらずの6%、失業者数は5000人減がそれぞれ見込まれていた。

  同国経済は昨年10-12月(第4四半期)に前期比で約0.5%拡大したもようで、独連邦銀行(中央銀行)は雇用創出が続くと予想している。欧州の中核国であるドイツ経済の勢いの強まりはユーロ圏景気にとって良い兆候だが、ユーロ圏では依然として高い失業率に加えエネルギー値上がりがインフレを押し上げつつある。

原題:German Unemployment Falls to Record Low as Economy Gathers Pace(抜粋)

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