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データ詳細

モジュール名

pico

部類 コンテンツ管理
サイト名 PEAK XOOPS Support&Experiment
作者 GIJOEさん
ダウンロードURL http://xoops.peak.ne.jp/modules/mydownloads/singlefile.php?cid=1&lid=111
Legacy対応
外観(画像をクリックすると多分拡大します)
参考サイト pico(XOOPS Module Manuals-Xoops Users Group Japan)
うさぎにもできるXOOPS Cube入門♪ - モジュールを使おうpico編
コメント  D3モジュール(D3についてはこちら)で、『TinyD』の後継という位置づけです。よって、TinyDでできることは当然picoでできるわけですが、より気が利くといいますか、いろいろな部分でかゆいところに手が届くようになっています。どう気が利くのか詳しく知りたい方はダウンロードページの「SPEC」を見るとよいでしょう。
 個人的には、三つの進化が大きいと思います。一つ目は「カテゴリーの作成」。TinyDのコンテンツ管理画面では、新規ページを作れば分け隔てなくタイトルが表示されました。そのため、管理者だけしか見られないような重要なページとゲストにもオープンに見せているページが同じ画面で表示されてしまい、ページ毎の設定をするとき、それぞれを取り違えて誤った設定をしてしまう可能性があったわけです。しかし、カテゴリを作成できるpicoでは、「ゲスト用」「登録ユーザ用」などのカテゴリ別に作成したページが出てきますので、取り違えミスを起こす可能性が減少し、大変管理しやすくなりました。
 二つ目はWikiっぽく履歴を取るようになったこと。picoのコンテンツを管理する人が複数いても、「どのページ」が「どの時点」で「誰の手」で「どういう風に」書き換えられたのか一目瞭然ですし、間違って上書きしてしまったという場合でも、前の文章をテキストファイルとしてダウンロードできるので簡単に元に戻せます。
 三つ目はラップ機能。picoはページラップ機能を持っており、wrapの上位モジュールともいえるのですが、ラッピングするだけでそのページの面倒は見ないwrapに対して、ラッピングしたHTMLファィルを更に自分のコンテンツとして取り入れることができるという機能を持っています。この機能によって、既存のHTMLファイルを取り入れて、picoのコンテンツとして管理するということができるようになります。

 またこの三つ以外に、カテゴリ内でユーザー毎の権限を設定するということが可能です。これによって、たとえば「社外秘」というカテゴリーにあるページは、

・Aくん 閲覧だけでなく編集と削除ができる
・Bくん 閲覧だけでなく編集もできるが削除はできない
・Cさん 閲覧だけできる

 というような、細かい権限の振り分けができます。
 もちろん、TinyDのデータのインポートも可能なので、移行で苦労するという点は特にありません。強いて挙げればD3モジュールなので、その辺の設定をする必要があるということですが、管理機能の向上を考えれば些細なことだと思います。

 会社のサイトや商品を紹介するようなサイトなど、デザインを重視し、文章と画像を組み合わせたコンテンツが多いというサイトでは、TinyDにかわり必須といえるモジュールだと思います。

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