「朝鮮半島有事へ備えを」 河野太郎外相、外務省サイト「たびレジ」への登録を呼びかけ
2018.5.7 17:49 (産経新聞より)
河野太郎外相は7日の参院決算委員会で、万一の北朝鮮有事に備え、海外緊急情報をメールで受け取れる外務省サイト「たびレジ」への登録を広く呼び掛けていると強調した。「いざという時の半島有事に向け、しっかり対応できるように努力したい」と述べた。
米朝首脳会談への動きに注目が集まる北朝鮮情勢に関し、日本政府として引き続きあらゆる展開を念頭に邦人安全対策に取り組んでいるとの認識を示唆した発言。
「たびレジ」に関して河野氏は「有事が発生した場合、情報を出せるようになっている。『登録してください』と宣伝しているところだ」と説明した。無所属の藤末健三氏への答弁。**************************************************************************************
昨日の国会で河野外相に対し、藤末健三氏が朝鮮半島有事について質問をしました。
在韓邦人の安全を確保する為の具体策を質問したのですが、
河野外相の答えは「たびレジ」を常時閲覧し備えるようにと。
それで万全ですか。
それで邦人の安全を守れるのですか。甚だ疑問です。
南北首脳会談後、「金正恩は良い人」との印象操作で平和的解決に向かっていると
誤解している人が多いようですが、
昨日の北朝鮮の米国や日本への恫喝まがいの論調を見ると、圧力を掛け続けるべきですし
観光客も含めた韓国渡航者にはもっと危機感が必要だと思います。
「たびレジ」の情報だけでは万が一の有事の際は大混乱になるでしょう。
当ブログでは度々主張しているのでウンザリされるかもわかりませんが、
外務省海外安全情報の地図上に 韓国への渡航はレベル2の「不要不急の渡航はやめてください」か
レベル3の渡航中止勧告にするべきだと思います。
これは邦人の安全を確保する事と共に、この情報が北朝鮮への圧力になります。
つまり、もしかしたら米軍の攻撃があるかもしれないと北朝鮮に思わせる事が出来ます。
たびレジの情報で万が一の時に邦人全員を救出できると本当に思っているのでしょうか。
この判断は甘くないですか。
万が一の時には暴力的で不当な行為で北朝鮮に拉致された人達の救出を優先するべきで、
自分の意思(会社の職務命令もあるでしょうが)で渡航した人は後回しにするべきでしょう。
40年以上日本政府に見放され、最後の最後まで見放すのでしょうか。
これではあまりにも理不尽です。
そして拉致被害者の方々に申し訳ないです。
観光目的での訪韓者は自業自得、無事帰国できない事を覚悟で行ってもらいたいです。
そして外務省はもっと国民に危機感を持たせるべきだと思います。
※質問の藤末健三氏は元民進党議員。昨年7月に民進党が左過ぎると離党届提出も除籍処分を受ける