のんきに介護

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太平洋戦争開戦時における状況説明――ABCD包囲網――の嘘

2017年02月11日 13時37分18秒 | 天皇制と戦争
Simon_Sin @Simon_Sin さんが

――「ABCD包囲網」なんてものは実在しませんでした。〔23:17 - 2017年2月10日 〕—―

と指摘している。

これって、とても重要な情報だ。

Simon_Sinさんによると、

――アメリカとイギリスが対日禁輸に関して歩調を合わせたという証拠は無いですし、C中国に関して言えばなんで日本と戦争してんのに輸出しなきゃならんの?Dのオランダは石油を輸出してくれようとしてました(日本が条件不満で断る)—―

とのことだ。

これに関しては、僕も全く同感だ。

ネトウヨによると、

自分たちに不都合なことがあると、

直ぐに

「これは、中国の方から工作員が入って来た結果だ。日本の土人が騙された」

といった主張をし出すだろ?

あのロジックだ。

疑心暗鬼に駆られた結果、ありもしない工作員だの

包囲網を

見てしまったということだな。

戦争になればどうなるか――。

米国は、

粗鋼生産量にして8.8倍だった。

粗鋼は、

軍艦や飛行機になる材料だ。

それが8.8倍もの差があれば、

勝利は、

絶望的だった。

実際、内閣総力戦研究所は、

「対米戦争は日本の必敗」と報告していた。

そのレポートを握りつぶした軍部は、

愚かとしか言いようがない

(Simon_Sin‏さんのツイート〔21:13 - 2017年2月10日 〕)。

「奇襲作戦と根性があれば勝てる!」

という体育会系のノリで戦争をやってしまったということだ。

つまり、

当時の軍部は、

木を見て森を見ていなかった。

ある居面に限れば、

勝敗は、

作戦と気力の問題かもしれない。

しかし、

万能感は身を破る。

毛沢東が偉大だったのは、

日本軍と

無闇と戦闘しなかったことではないか。

彼は、

戦力を温存する価値を知っていたんだと思う。

すなわち、

中華人民共和国は、

日本に不戦勝だった

(ネトウヨたちは、この「不戦勝」の事実を事実として飲み込めない

子どもっぽさを抱えているように見える)。

それが気に食わないから、

もう一度、戦火を交えようと

挑発しているのが

石原某を初めとする売国奴だ。

米国は、

そういう中国の大人の気質を

理解していると思う。

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