帯広37.1度 練馬35.5度 猛暑日、全国59地点
【動画】家族連れや若者たちでにぎわう由比ガ浜海水浴場=熊倉隆広撮影
3連休初日の15日、日本列島は太平洋高気圧に覆われた影響で各地で気温が上がり、全国59の観測地点で最高気温が35度以上の猛暑日となった。特に大陸から暖かい空気が流れ込んだ北海道では、帯広市で37・1度、美幌町で37・0度を観測するなど記録的な暑さとなった。美幌町では、40代の女性がビニールハウス近くで倒れているのが見つかり、死亡が確認された。消防などによると、熱中症の可能性があるという。
埼玉県鳩山町で36・4度、山梨県甲州市で36・3度、東京都練馬区で35・5度を記録した。30度以上の真夏日は全国773地点で、この夏最多に。神奈川県鎌倉市の由比ガ浜海水浴場は多くの人でにぎわい、色とりどりの日よけテントやパラソルが並んでいた。市観光商工課によると、由比ガ浜は今年一番の人出だったという。
気象庁によると、北日本などを除いて16日以降もこうした暑さが続くという。