スマホゲーム・アプリ(iOS )を無料公開できる開発支援プログラムが開始

ゲーム制作,スマホゲーム,ニュース

iPhoneやAndroid端末で遊ぶことが出来るスマホゲームやスマホアプリ。現在ではそれらを自分で開発を行い、App StoreやGoogle Playなどでの配信を行っている方、もしくは今後行いたい方もいるのではないだろうか?

今回、IT・開発系のコミュニティ「プログラミング生放送」の運営を行うPronamaが、プログラミングを学びたい人を対象に「プロ生ちゃん アプリ開発支援プログラム」を開始したので紹介したい。第一弾は、自作iOSアプリのApp Storeでの配布をサポートする企画となっている。

プログラミング生放送
iOSアプリを無料で公開しませんか?「プロ生ちゃん アプリ開発支援プログラム」のお知らせ
© 2016 Pronama LLC

iOS アプリを開発してみたいけど App Store での配布までを金銭的な理由で躊躇していたら「プロ生ちゃん アプリ開発支援プログラム」でステップアップしてみませんか?

開催中のマスコットアプリ文化祭2016での利用、Xamarin や HSP3Dish などでの利用も歓迎です。

公式ページより引用)

 
このプログラムの対象者は、プログラミングを学びたい人やアプリ開発初心者となっている。プログラム利用者は、Mac(iOSアプリ開発環境)の用意と、アプリ開発~公開の作業が必要となるが、自作のiOSアプリをApp Storeに無料で公開できるとのこと。その他の注意点は下記のとおりとなる。

・アプリの著作権等の権利は開発者自身に帰属。
・アプリは「プロ生ちゃん(プログラミング生放送マスコットキャラの暮井 慧)」を使用したアプリに限らない。
・将来、開発者自身がApple Developer Programメンバーシップに登録した場合、アプリの譲渡手続きもサポート。
・希望があれば、Google Play、Microsoftストアへの配布もサポート(Microsoftストアの場合、会社アカウントのみ許可された権限のアプリ開発も可能)。

このプログラムを利用したい場合や、詳細・疑問点などがある場合は、公式ページ内にあるアドレスにて連絡ができるとのことだ。

現在、開発者がApple Developer Programへの登録を行う場合、年間登録料として99ドルが必要となっている。iOSでのアプリ開発に興味があり、無料での公開を試してみたい方は、今回のプログラムをチェックしてみてはどうだろうか。

  • poroLogue(@poroLogue

    もぐらゲームス編集長。大学在学中にフリーゲームをテーマとした論文を執筆。日本デジタルゲーム学会・若手発表会にて「語りとしてのビデオゲーム(Videogame as Narrative)」を発表。NHKのゲーム紹介コーナーへの作品推薦、株式会社KADOKAWA主催のニコニコ自作ゲームフェス協賛企業賞「窓の杜賞」の選考委員として参加、週刊ファミ通誌のインディーゲームコーナーの作品選出、株式会社インプレス・窓の杜「週末ゲーム」にて連載など。

    フリーゲーム作者さんへのインタビュー・レビューなど多数。フリーゲーム歴は10年半ばほど。思い出に残っているゲームは『SeraphicBlue』『Berwick Saga』。