シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

バイオハザード~ザ・ファイナル

2016-12-26 | シネマ は行

「ザ・ファイナル」ついに。はぁぁぁ、やっと終わる。いや、このシリーズ好きなんですけどね、4作目以降はちょっともうええやろ、みたいになってきてまして。それでもミラが好きだし、この作品の全体的な世界観が好きだから絶対に見に行くんですが。

5作目の最後にジルが正気に戻って、やったー、またジルとアリスミラジョヴォヴィッチが一緒に戦うんやー。これでアリス、ジル、クレアアリラーターの3女性戦士3ショットが見られるやーん!とめちゃくちゃ楽しみにしていました。(もはや、ストーリーはどうでもいい)

な、の、に!

ジルは???ジルはいつ出てくるの?あ、いまこの窮地をジルがどっからともなく表れて助けてくれんの?とジルの登場を今か今かと待てど暮らせど出て来ず。どうやら、ジルは前作「5」とこの「6」の間に死んだっていう設定だったらしい。っていうのはいまこのブログを書こうと思ってネットで調べたら載ってた。いや、そんなん知らんやん。映画のノベライズ版で「5」と「6」の間の出来事が書かれてあるらしいのですが、そんなん誰も読んでへんわ!(あ、誰も、は言い過ぎか)というわけでアリス、ジル、クレアの待望の3ショットは見られませんでした。待望のってワタクシだけ?

冒頭にアリスのナレーションで色んなことを説明させといて後は爆走するっていうのが、このシリーズのパターンですが、今回の爆走がまたすごい。暗い画面の中でよう分からん巨大な異常生物と戦うアリス。画面が暗い上に動きが早過ぎて何がどうなってるのかサッパリ。どうやってやっつけたんかはよう分からんけど、とにかくアリスが勝ったみたい、みたいな。

レッドクイーンエヴァアンダーソンに48時間以内に人類が絶滅するからその前にハイブの中に戻ってアイザックスイアングレンが持っているT-ウィルスの抗体を奪って空気にばら撒けば、アンデッドたちは死滅すると聞いたアリスはハイブに向かいます。レッドクイーンを演じるエヴァアンダーソンというのは、ミラとこのシリーズのポールW.S.アンダーソン監督の娘です。来日もしてレッドカーペットを歩いていたので、ちょろっと出演しているのかなぁと思っていたら、ちょろっとどころかレッドクイーンという重要な役でした。後で登場するアリシアマーカスとアリスとレッドクイーンの関係を考えるとミラの娘が演じるというのはぴったりの役どころでした。

レッドクイーンが見せてくれたT-ウィルスが蔓延する前の会議の様子の時にアイザックスの真正面に座っている人の声がミラの声やなぁと思って、何かアリスに関連のある人だなとは思ったけど、アリシアマーカス、アリス、レッドクイーンの関連性にまでは思い至りませんでした。ストーリーはどうでもいいと言いましたが、この3人の関係のところは好きでした。

「5」でなんか知らんけどアリスの味方をしてくれたウェスカーショーンロバーツがまた敵になっていてよう分からん。これもノベライズのほうで何かあるとか。もー。

ハイブに行くまでに登場したケルベロスの姿がすっかり変わってしまっていて残念だったな。強くなっていたんだろうけど、まだ犬の形を留めていたころのほうがカッコ良かった。

ハイブ内のレーザービームの部屋もこのシリーズではお馴染み。最後に見られて良かった。いや、もっと細かいレーザー出したら終いやん、と心の中で突っ込みつつも、アリスがレーザーをよける姿にはドキドキしました。

「ザ・ファイナル」ということでやっとこさ、ラスボスは死ぬけど、なんかクローンとかウィルスの話って続けられようと思えばいくらでも続けられますよね。いや、もうほんと最後にしてほしいけど。

最後にアリシアの記憶を継ぐアリスの表情がとても良かった。「1」で目覚めた以前の記憶がないアリス。そして、それは当然のことだったと分かるのですが、そこに初めて流れ込んでいく幼少時の記憶。ミラの泣き顔って昔から変わっていなくて好きだなぁ。

いや、もうね、ほんまにやっと終わったわ。っていうのが正直な感想です。いやとにかく終わって良かった良かった。なんにしてもシリーズ途中で映画化できず中途半端に終わってしまう作品も多い中一応最後まで作れたってだけでもすごいです。同じ監督、同じ主演っていうのもすごいし、2人が夫婦でいまもうまくいってるってのもハリウッドではすごいことかも。アクション以外のミラも好きなので、これからも色んなミラを見たいです。

オマケ結構すぐ死んじゃったけどローラも頑張ってましたねー。



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