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◆き よ い 良 心

2017年11月14日 07時41分38秒 | 聖書

悪者は追う者もないのに逃げる。
しかし、正しい人は若獅子のように頼もしい。(箴言二八1)
国会に引き出された疑惑の証人たちが「さあ、忘れました。記憶にございません」と、のらりくらり答弁する苦渋に満ちた顔を、私たちはテレビで見ました。しかしペテロとヨハネは、七十人議会に引き出されても堂々としていました。悪びれた様子もなく、臆することもありませんでした。無学のガリラヤの漁師にすぎないのに、なぜかとみながあやしみました。そして、ああ、やはりイエス・キリストといっしょにいた人たちだったと言ったと、聖書にあります。
宗教改革者マルティン・ルターも、大勢の告発者の前でウォルムスの会議の真ん中に立ち、「私と私の良心がここに立っています。神よ、助けたまえ。アーメン」と言ったといいます。若獅子のように雄々しい姿です。
良心に責めを持つ人・ゆるされていない、きよめられないままの人はどうでしょう。
第一に、いつも不安で、人の顔を恐れ、神の顔を恐れて逃げまわります。ねたみから弟アベルを殺したカインは事業には成功しましたが、一生恐れに満ちたさすらいの人生を送りました。第二に、けがれた良心からは、人生の力は少しもわいてきません。第三に、けがれた良心のままでは、人生は破船します。罪は、必ず最後に、あなたを見つけ出すのです。
どうしたらきよい良心を持つことができますか。イエス・キリストを銀貨三十枚で敵の手に売り渡したイスカリオテ・ユダは、その金を返そうとしました。受けとってもらえないと知ると、金を捨てました。きよめられずに不安な彼は、首つりして死んだのです。良心のきよめは、どんな努力やささげ物でも買えません。イエス・キリストの血潮の中に、悔いたくだけた心を投げ出すほかに道はありません。「御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます」(Ⅰヨハネ一7)。
 
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