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活きのいい選手はいないのか。FC東京、不甲斐ない試合に長谷川監督も落胆

「なんでこんな試合になってしまったのか。残念でならない」

FC東京の長谷川健太監督が、清水エスパルス戦を振り返り、落胆の表情を浮かべた。

29日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節でFC東京は清水と対戦し、0-2で敗戦ホーム味スタで迎えた今節は、クラブ創設20周年を迎える記念行事として試合前にOB戦が開催されるなど、記念すべき1日だった。しかし終わってみれば、8試合未勝利でACL出場圏外に転落する危機的状況。指揮官も「狂った歯車は最後まで噛み合うことがなかった」と、肩を落とした。

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「ホームで、20周年で、記念試合で、レジェンドも来ていて、たくさんのサポーターが来ていて、やっぱりもっと気持ちを出して試合をしてほしかった」と選手の姿勢にモノ申した長谷川監督。それでも「選手が戦えなかったのは監督である自分の責任。見に来てくださったサポーターの方に申し訳ない」と陳謝した。

前半をスコアレスで折り返したFC東京だったが、後半に清水の2トップに一瞬の隙を突かれて失点を許すと、終盤にはチャン・ヒョンスがPA内でドウグラスを倒してしまい、PKを献上。消化不良のまま、タイムアップの笛を聞いた。

指揮官は「チームに喝を入れようと思った」と振り返りながらも、「なかなか前節に比べてボールが動かなかった」と敗因を説明。その上で「こんな試合をしていたらどこにも勝てない」と厳しい言葉も投じた。

今のチームには何が足りないのか。指揮官は次のように語る。

「やっぱり一人元気な選手が出てくるかどうかだと思います。2点取られましたけど、1点ぐらい取るような意地を見せるとか、ゴール前から突っ込んでいくとか。そういうゴールへの気持ちを誰か一人が見せないと。全員がシュンとしてしまうので、そういう活きのいい選手を探していかなければいけない」

その活きのいい選手は若手やベテランの括りはなく、「気持ちが入っている選手は活きが良いと思う」と持論を展開した長谷川監督。「こういう状況を逆にチャンスだと思って戦える選手がもっともっと増えてきてほしい。そういう選手につられて、チームの勢いが出てくると思うので。この1週間でどんな選手が出てくるか楽しみにしたい」と続けた。

FC東京は今節敗れたことにより、3位の座を鹿島アントラーズに譲ってしまった。再浮上を目指すには指揮官の言う、“活きのいい選手”の台頭が必至となりそうだ。

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