みどりの一期一会

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「森友」論戦 かわす政権、募る不信/安倍政権の緩みとおごり 謙虚の掛け声がむなしい/高級かんきつ「甘平」

2018-01-31 18:24:54 | ほん/新聞/ニュース
高級柑橘の「甘平」の木を植えてから3年目。
去年は一個だけ実って、年明けに収穫したら中がカスカス。
マイナス4℃以下の寒さに当たるとそうなると知って、
今年は、初なりの実一個を年末に収穫。
階段下の廊下で追熟させました。

皮が柔らかくなって、そろそろ食べごろ、
と思って、ドキドキしながら皮をむいてみました。

皮は薄くて、実がぎっしり詰まっている感じです。

一つ食べてみたら、とっても甘くてジューシイ。
あとの3個は、木になったままポリ袋で防寒して、
先週収穫したので、同じように追熟させてから食べましょう。

畑の雪が解けたので、ともちゃんが大きな聖護院大根を引いてきてくれました。

とり立てを昆布とアゴ出汁だけで圧力なべで煮て、
ふろ吹き大根にしました。
苦みがなくて柔らかく、甘みが強いのでいくらでも食べられます。

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ところで、
開会中の国会がひどいことになっています。
安倍政権のおごりが、またあからさまになっています。
やっぱり「反省」は選挙に勝つためだけの演出だったのですね。

「のど元過ぎれば熱さ忘れず」。

国民も、平気でウソをつく政権に騙されないようにしないと・・・。

  社説:「森友」論戦 かわす政権、募る不信
2018年1月31日 朝日新聞

 国会を軽んじる安倍内閣の姿勢がまた、あらわになった。
 森友学園への国有地売却問題をめぐる、衆院予算委員会での政府答弁である。
 象徴的なのは、財務省が「廃棄した」と繰り返した交渉関連記録が実在していたことだ。同省が否定してきた事前の価格交渉も、当事者間のやりとりが音声データに記録されていた。
 過去の一連の答弁は虚偽といわれても仕方あるまい。予算委で野党が、答弁を担当した佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官(前理財局長)の更迭を求めたのは当然だ。
 驚いたのは、麻生財務相が佐川氏を「適材適所」とかばったことだ。長官就任後に全く記者会見をしていないことも「所管の行政以外に関心が高まっていたことから、実施をしないと決めた、と聞いた」と容認した。
 森友問題を問われたくない。それが会見拒否の理由だと認めたに等しい。納税者に向き合う姿勢が決定的に欠けている。
 国会を欺くような答弁を重ねても、当の佐川氏も、上司の麻生氏も、そして首相も、誰ひとり非を認めず、謝罪せず、責任をとらない。安倍内閣の国会軽視、言論軽視は理解できない。
 予算委では、会計検査院の調査に対し、財務省が近畿財務局の検討内容を記した文書を提出したのが検査報告の前日だったことも、新たに分かった。
 麻生氏は「検査の過程で気づく状態に至らなかった」と述べたが、結果として法律に基づく検査に文書の内容が反映されなかったことになる。検査院と国会は、事実関係を検証し、責任の所在を明らかにすべきだ。
 首相の妻昭恵氏と問題との関係も、改めて取り上げられた。
 学園の籠池泰典前理事長が国との協議で「棟上げに首相夫人が来る」と述べ、学園側が値下げを求めていたことが、音声データでこのほど判明した。
 昭恵氏が棟上げに出る予定だったのは事実か。野党議員が首相にただしたのは、欠くべからざる質問だろう。だが、首相は「突然、聞かれても答えようがない」とかわした。
 首相はこれまで「(昭恵氏については)私がすべて知る立場だ」と、昭恵氏に対する国会招致要求を拒んできた。あの発言は何だったのか。
 時間が経てば、いつか国民は問題を忘れるだろう。官僚が用意した答弁を読み上げる首相や麻生氏の姿からは、そんな思いを感じざるを得ない。
 しかし、首相自身が真相究明の先頭に立ち、国民が納得できる説明責任を果たさない限り、問題は決して終わらない。 


  社説:安倍政権の緩みとおごり 謙虚の掛け声がむなしい
毎日新聞2018年1月31日 
 
 先週開会した通常国会では早くも安倍政権の緩みとおごりが目立つ。
 沖縄で相次いだ米軍ヘリのトラブルをめぐる野党の質問に「それで何人が死んだんだ」とヤジを飛ばし、松本文明副内閣相が更迭された。
 米軍事故の危険にさいなまれる住民を気遣うどころか、犠牲者が出なければ構わないと言わんばかりだ。失言で済まされる問題ではない。
 安倍晋三首相は「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と繰り返してきた。残念なのは、これが政権全体で共有されていないことだ。
 3年前には自民党若手議員の勉強会で沖縄の地元2紙が攻撃され、講師役の作家が「つぶさないといけない」と気勢を上げた。基地負担の苦しみと向き合わず、政権批判を抑えつける姿勢は今回のヤジに通じる。
 沖縄はいま名護市長選(2月4日投開票)の選挙期間中だ。同市辺野古に米軍普天間飛行場を移設する計画の是非が争点となっている。
 首相は「沖縄、国民の皆様に深くおわびしたい」と陳謝した。素早い更迭と首相の低姿勢は、市長選への影響を抑えたい意図も感じさせる。
 森友学園への国有地売却問題でも、強引に火消しを図ろうとする政府・与党の姿勢が目につく。
 昨年の通常国会では財務省の佐川宣寿(のぶひさ)理財局長(当時)が「事前に価格を提示したことはない」「交渉記録は廃棄した」と答弁していた。
 しかし、近畿財務局の担当者間で相談した内部文書の存在が毎日新聞などの情報公開請求で判明した。佐川氏の虚偽答弁を疑わせる文書だが、財務省は昨年11月、会計検査院が国会に報告書を出す前日になってようやく検査院に提出したという。
 真相解明には佐川氏の国会招致が不可欠だが、与党は拒否し続けている。佐川氏は国税庁長官に就任して以降、記者会見にも応じていない。
 麻生太郎財務相は「国税庁の所管以外に関心が集まっていたので(就任会見を)実施しないと決めたと聞いている」と答弁し、組織的に佐川氏を守っていることを隠さない。
 野党は佐川氏の更迭を求めたが、首相は「適材適所」と突っぱねた。
 「数の力」で野党の質問時間を減らそうと躍起になるのも「森友隠し」が狙いではないか。「丁寧に、謙虚に」の掛け声がむなしく響く。


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