プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,010¥1,010 税込
発送元: Amazon 販売者: 【まごころこめてお届けします】ハートモーションストア
¥63¥63 税込
配送料 ¥240 5月16日-18日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
- ビデオ
人工知能が変える仕事の未来 単行本(ソフトカバー) – 2016/11/16
購入オプションとあわせ買い
■現在のAIブームを支えるディープラーニングの本質をわかりやすく伝えるとともに、知的生産プロセス、IoT、医療・ヘルスケア、監視機能が重要となる様々なサービス、製造業、広告、マーケティング、農林水産業、そして人事、人材マッチングに至るまで、AIをどう活かすことができるのか解説します。
■本書では、著者が研究者の視点、産業応用を目指す技術者の視点に立ち、責任をもって考え抜き、経済社会、法律についても考察を加え、全体に一貫性をもたせるように腐心。シンギュラリティ論に代表される、AIに関する誤った未来予測、悲観論、過剰な期待論を退け、産業・ビジネスから教育、法制度に至るまで、日本が欧米中国に伍して取り組むべきAI開発の課題も展望します。また、一人ひとりがAIに負けない能力を身につけるために何が必要か、明らかにします。
■ディープラーニングがどのようなものか、具体的に、直感的に理解していただくために、カラー図版による解説パートを収録しています。
- 本の長さ488ページ
- 言語日本語
- 出版社日本経済新聞出版
- 発売日2016/11/16
- 寸法13.2 x 3.2 x 18.8 cm
- ISBN-104532320631
- ISBN-13978-4532320638
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
出版社からのコメント
本書は、ここ数年、毎日のように、人工知能についてのインパクトのあるニュースがいくつも流れる中、人工知能の産業応用について一貫して考えつづけた結論をまとめたものです。その背景には、筆者が1985年以来、職業的にAI、自然言語処理の研究開発に従事し、1993年から1994年にマサチューセッツ工科大学人工知能研究所の客員研究員(Visiting Scientist)として、ノーム・チョムスキー(自然科学としての言語学を創始)、マービン・ミンスキー(人工知能の父)、ジョージ・A・ミラー(認知心理学の開祖、ワードネット[WordNet]プロジェクトを創始)他の薫陶を受けながら脳内の言語知識のモデルを研究した経験、その成果を踏まえて、類似検索の体感精度を改善したり、高精度な文章要約システムを開発したりした経験があります。
本書には数式も、ソフトウェアのソースコードもまったく登場しません。AIの産業応用や、AIが浸透した社会における人間の役割、教育のあり方などに興味、関心をもっておられる方に、必ずや、お役立ていただくことができると思います。
著者について
メタデータ株式会社代表取締役社長、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼担教員
1962年生まれ。1984年、東京大学工学部卒業、2002年、理学博士号取得(九州大学)。NECC&C研究所、ジャストシステム、法政大学、リコー勤務をへて、法政大学大学院客員教授。2005年、メタデータ(株)を創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、各種人工知能応用ソリューションを提供。この間、米マサチューセッツ工科大学(MIT)人工知能研究所客員研究員。MITでは、「人工知能の父」マービン・ミンスキーと一時期同室。同じくMITの言語学者、ノーム・チョムスキーとも議論。ディープラーニングを支えるイメージネット(ImageNet)の基礎となったワードネット(WordNet)の活用研究に携わり、日本の第5世代コンピュータ開発機構ICOTからスピン・オフした知識ベース開発にも参加。日々、様々なソフトウェア開発に従事するとともに、産業、生活、行政、教育など、幅広く社会にAIを活用する問題に深い関心を持つ。 著作など:WordNet: An Electronic Lexical Database, edited by Christiane D. Fellbaum, MIT Press, 1998. (共著) このほか情報処理やAIの応用などに関する雑誌などへの寄稿も多数あり、講演活動も数多くこなす。
登録情報
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2016/11/16)
- 発売日 : 2016/11/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 488ページ
- ISBN-10 : 4532320631
- ISBN-13 : 978-4532320638
- 寸法 : 13.2 x 3.2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 472,867位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 127位コンピュータ・ITの周辺機器
- - 749位ビジネスとIT
- - 1,154位人工知能
- カスタマーレビュー:
著者について
メタデータ株式会社代表取締役社長、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼担教員
1962年生まれ。1984年、東京大学工学部卒業、2002年、理学博士号取得(九州大学)。NEC C&C研究所、ジャストシステム、法政大学、リコー勤務をへて、法政大学大学院客員教授。2005年、メタデータ(株)を創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、各種人工知能応用ソリューションを提供。この間、米マサチューセッツ工科大学(MIT)人工知能研究所客員研究員。MITでは、「人工知能の父」マービン・ミンスキーと一時期同室。同じくMITの言語学者、ノーム・チョムスキーとも議論。ディープラーニングを支えるイメージネット(ImageNet)の基礎となったワードネット(WordNet)の活用研究に携わり、日本の第5世代コンピュータ開発機構ICOTからスピン・オフした知識ベース開発にも参加。日々、様々なソフトウェア開発に従事するとともに、産業、生活、行政、教育など、幅広く社会にAIを活用する問題に深い関心を持つ。 著作など:WordNet: An Electronic Lexical Database, edited by Christiane D. Fellbaum, MIT Press, 1998. (共著) このほか情報処理やAIの応用などに関する雑誌などへの寄稿も多数あり、講演活動も数多くこなす。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
次はコンピュータだという事でICOTが作られた。当時はIBMのメインフレーム全盛期で、次はAIやスパコンだと言われていた。
通産省は国産のAI開発をめざして第5世代コンピュータと命名し、
1972年以降、日本の音声認識研究と推論機構研究をリードしていた通研の渕一博氏が、
1982年、ICOTの研究所長に就任し、非ノイマン型の第五世代コンピュータの開発を開始した。10年で1000億円の国家予算がつき、国産メーカー各社からエースが出向した。目標は自然言語処理で、「日本語で命じると動くコンピュータ」を目的に、推論エンジンと知識ベースの構築が計画された。当時、AI用言語はLispかPrologかの二択あり、Prologの述語論理が日本語の構文規則を実装する上で有利だとされて、第五世代はOSからPrologで書かれる事になった。
全世界の注目を浴び、書籍が多数出版された。
これは大変だという事で、同年米国でもMITが開発したコネクションマシンの商用化を目的に、マービン・ミンスキーやリチャード・P・ファインマン等といった米国を代表する天才達が参加してシンキングマシンズ社が創業された。
1989年、シンキングマシンズ社はDARPAと契約して黒字化し、
1990年、収入が6500万ドルに上り、並列スーパーコンピュータ市場のリーダーとなった。
1991年、クレイとIBMから、DARPAが不当にシンキングマシンズを助成しているという訴えがあり、
1992年、同社は再び赤字に転じ、
1994年8月、シンキングマシンズ社は倒産した。技術者の多くはサン・マイクロシステムズに移り、ハイエンドの並列コンピュータを設計した。シンキングマシンズで開発された Drawin というデータマイニングソフトはオラクル社に買い取られた。
一方、日本のICOTのの第五世代コンピュータプロジェクトの方はというと、
1984年には期待外れの印象が漂い出し、自然言語処理は途中で放棄され、目標は「ノイマン型の並列推論マシン」のハード開発に計画変更された。並列化して処理速度を上げただけのハードにニーズは無く、三菱電機が商品化したが全く売れなかった。
1992年のプロジェクト終了はニュースにもならなかった。
著者の野村氏は、1984年に学部卒でNECに入社して研究所に配属後、人工知能の冬の時代を生きた。
1993年-1994年、MIT/AI研に社費留学
1997年、ジャストシステムに転職
2001年、会社を辞めてITコンサルタントになり、法政大学のIT実践講座を担当
2003年、リコーに課長として入社(法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科の客員教員を兼務)を経て、
2005年、会社を設立し、AIビジネスに関わり続けて来た。
公的研究機関の恵まれた環境で研究だけ続けて来た研究者ではなく、AIの専門知識を持つビジネスマンとしてビジネスの現場をくぐりながらAIに関わり続けて来た、言わば叩き上げのAI専門家である事が、書物の内容を、地に足が付いた凄みのあるものにしている。
AIによる農業改革は、少子化が進む日本の農業を存続可能にすると共に、コストを低減し食料自給率を上げ、国力の増強に繋がる。AIによる介護や医療改革は、超高齢化が進む日本社会にとっては絶対に必要である。
今後の日本が、何としてもAIビジネスを成功させて行かなければならない現実を考えると、日本人必読の書と言っても過言ではない。
ただ、人工知能初心者の私にとって、ボリュームが多く、内容も濃いため、読み応えがありました。
人工知能の社会への影響については著者により意見が異なります。そのため幾つかの本を読み比べると、より一層理解が深まるとは思います。
まず、私はAIについてはほぼ素人である。
さらに、本は辞書か?と突っ込みたくなる厚みである。
正直、読み終えることができるだろうかと不安だった。
しかし、実に穏やかで、語りかけるような文体なので、分かりやすい。挙げられる事例も身近にあるものばかりで、「それなら分かる!!」と膝を叩くことしきりであった。
いくつか難解(と素人が感じる)な語句はあるものの、インターネットを利用できる程度の予備知識があれば、なんとか読み切れるのではないかと思う。
筆者は長年AIの開発研究のトップランナーとして活躍し、自然言語についてもその研究に携わった人物である。だから、その語る内容には経験に裏付けられた説得力がある。
AIは人間の暮らしを便利にし、人間が人間らしく人間にしかできない創造的な仕事をし、優しい繋がりを大切にするために使われるべきツールである。人間と対立し、人間から人間らしさを奪うものではない。筆者が考える、人間への愛情に満ちた視線が感じられる名著である。
読んでいて感じたのは、他の研究者、専門家の書籍よりも地に足がついた内容だと言うことです。おそらく筆者が最も述べたいのは、AI研究者や関連業界の思惑から過度な期待が煽られている事に対して、20数年前の第2次AIブームの時と同じようにAI開発に差し障る可能性があると、研究者でもある筆者は強い危機感を持っていることだと思います。この辺は、他分野でありますが、私も似たような経験(自らの研究分野の進捗と世間からの期待の齟齬)があるので非常に共感が持てるのですが、現役の専門家は、自分がやっている研究分野に対してシビアに見すぎる点があったりするので、現役の専門家の意見=正しい意見とも言いがたい部分があったりします。特に、人工知能待望論者に対する筆者の批判が読んでいて引っかかる部分もあります。
例えば、生物はそもそも自分の意思では進化せず、突然変異で環境に適応した一部の生物が生き残ることで進化するので、自然淘汰的な方法では人工知能は進化できない(自己複製本能を備え自己評価して何らかの目的、方向を目指して自己改良できると思えない)と言うニュアンスの文章(15ページ)が書かれているのですが、例えばクジャクのように自然淘汰で生き残ったとは思えない、おそらく性淘汰によって生き残ったであろう『種』が存在しているので、AIの『個』としての自己評価は無理でも、有性生殖のように自己複製していくのであれば、AIの『種』としての自己評価はできるのではないか?と思えたりもします(その場合は、自己複製は有性生殖によりますが地球上の高等生物で最もポピュラーな方法なので、案外効率がいいのかもしれません。もし、筆者の述べたいことと解釈が間違っていたらすみません)。あと、人工知能の自己改良を自然淘汰的に行うことが人工知能待望論者の中で支持を受けているって話を、私は聞いたことがない(もしくは遺伝的アルゴリズムか何か?)ので、ちょっとワラ人形論法的だなと感じました。
また筆者が懐疑的に見ているシンギュラリティ(2045年問題)や汎用人工知能開発のプロセス、人工知能の定義においても、専門家の中ですら意見が分かれているので、この辺の統一的な見解、思想がハッキリしないうちは『過剰な期待』かどうかと言うのもなかなか難しい話だなと言うのも感じました。
はじめに。。の処で、ほぼほぼ私の不安は消え、既に、こういったことが起きており、これからこうなっていくだろうということが、一般人でもわかる言葉で書かれておりました。
解説書的な感じでお読みになると、よろしいかと思います。
AIの定義が研究者ごとに異なっていること、シンギュラリティが叫ばれる背景には研究費獲得の意図があること、スマート農業・人材採用などの分野でAIは有効に機能しうること、「なぜ」という疑問を持ち続ければAIを活用した創造的な仕事が誰にでもできることetc。将来訪れるAI普及社会に対して、楽観的にも悲観的にもならない冷静な分析・考察の数々に、目から鱗が落ちました。
本書の帯に書いてある「本当の人工知能を理解しましょう!」という平木敬氏の推薦文に偽りなしです。AIに関するしっかりとした知識や見通しを持ちたいならば、まずこの本を読むべきだと思います。久しぶりに良い本に出会えました。