たこ焼きが好き。
ゆきちゃめゴンの好きな食べものベスト10には入ると思う。
でも、ある日ふと、こんなに好きなたこ焼きなのに、これまでオヤツやちょっとした小腹満たしにしか食べてこなかったことに気づきました。
関西生まれなので、子どもの頃家で作った事はあるけど、大人になってからすっかり他の食べ物に押されて影が薄くなっているのではないか……。
そして決意したのです。
ちゃんとたこ焼きと向き合ってみよう、と。
ま、ひとりでたこ焼き焼いて食べるだけなんですけどね。
まずはふつうのたこ焼きから
[材料]約16個分
生地
- 薄力粉 100g
- 卵 1個
- 水(またはだし汁) 300cc
具
- たこ
- 天かす
- 紅ショウガ
- 小口切り青ネギ
[作り方]
まず、水、小麦粉、卵をボウルに入れて混ぜ合わせます。
だし汁にするとさらにおいしいので、ここで私は和風顆粒だしを5gほど入れました。
なければ入れなくてもOKです。
一番楽しい、「焼き」
たこ焼き器を熱し、油をひいたら生地を流し込んでいきます。
ポイントは、丸い部分だけでなく、鉄板のギリギリまで生地を流し込むこと。
丸い部分だけでは生地の量が足りなくて丸くならないのです。
まずはタコを投入。
そして、天かす、紅ショウガ、青ネギを乗せたらいよいよ一番難しい、ひっくり返す作業!
はみ出しているふちの部分や、天かすなどの具を押し込むようにして丸めていきます。
この作業、なんだか夢中になれて楽しい。
目の前ものがどんどん丸くなっていくというのは、見ていて心が安らぐものです。
無心になれるし、ストレス発散になりそう。
これからは趣味「たこ焼き」にしようかな。
なんてことを考えながらクルクルしていたら……
できました!
ちょっと欲張りすぎて具が多かったような気もしますが、気にしないことにします。
なぜならソースやマヨネーズをかければ、見えなくなるので。
具は多い方がおいしいし、タコだってぜいたくに大きいのを入れてやりましたよ!
あとは、お皿にとってトッピングをします。
[トッピング材料]
- ソース
- マヨネーズ
- かつおぶし
- 青のり
かつおぶしが踊るできたてアツアツのたこ焼き、完成です。
外はカリっ、なかはトロっ、としていておいしい。アツアツのたこ焼きを頬張りながらの晩酌はかなり幸せな感じ。
外で買ってくると冷めちゃうので、やはり家で作って心ゆくまで出来たてを食べられるのはいいですねぇ。
2回目は具をアレンジ
おいしかったのですが……足りなかったのでもう1回焼くことにしました。
2回目はちょっとアレンジして具をツナコーン、チーズ、ソーセージに変えてみましたよ。
まずは、ツナコーン。
ツナで味がきまったうえで、コーンのシャキっとした歯触りがいいアクセント。
チーズは、ほどよく溶けてたこ焼きの「中はトロっ」とからみあい、最高の食感。
これは一番好きだった。ぜひリピートしたい!
ソーセージも、間違いない感じ。辛いソーセージなんかにすると、さらにビールにも合いそう。
「たこ」にこだわらなくても、冷蔵庫にある具材で合いそうなものなら焼いてみるといいかも。意外と何でもいけるので、気軽に入れちゃっていいと思います。
デザートもたこ焼き器で焼いてみる
けっこう満腹にはなってきたものの、〆に甘いものが食べたくなりました。
目の前にあるこのたこ焼き器で、デザートもできないものだろうか。
できる。
Yes, we can.
……というわけで、簡単にスイーツも作ってみます。
[材料]16個分
- ホットケーキミックス 100g
- 卵 1個
- 牛乳 300cc
- チョコレート 16かけ分
この分量だと普通のホットケーキを作るよりかなり生地がゆるいのですが、ちゃんと丸くなりますので大丈夫です。
生地を流し込んだら、チョコを投入していきます。
できました!
今回は仕上げに粉砂糖をかけましたが、こちらはお好みで。
なくても十分おいしいです。
チョコたこ焼き、これがまた思いのほかおいしかったんです。
フォンダンショコラみたいにとろけたチョコと、外のサクっとした食感がいい感じ。今度このスイーツだけ作ってもいいかもしれないと思うほどでした。
ひとつポイントがあるすれば、やはりチョコはふんだんに、多めに入れたほうがおいしいです。
そんなわけで大満足のひとりタコパ。
ぜひみなさまもたこ焼きを焼きながら無心になってみてください。
そして、無心になって心ゆくまで食べてください!
※この記事は2017年3月の情報です。