日米の環境保護団体の原告適格(訴訟を起こす資格)を認めた「沖縄ジュゴン訴訟」の米サンフランシスコ連邦控訴裁判所の判決は、日本政府と歩調を合わせ辺野古新基地建設工事を黙認する米政府の対応が、ジュゴン保護のためには不十分だということを指摘している。