のんきに介護

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元原発技術者・平井憲夫さん / 「原発の何が怖いか」

2017年07月30日 14時51分15秒 | 放射能の脅威
元原発技術者・平井憲夫 bot‏ @hirainoriobotさんのツイート。

――162)ある女性から手紙が来ました。便箋に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。〔23:16 - 2017年7月29日〕――

――163)でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が何か悪いことしましたか」と書いてありました。〔0:16 - 2017年7月30日 〕――

――164)この娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々で起きています。この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から喜べますか。〔1:16 - 2017年7月30日 〕――

――165)若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから、全く他人事ではないんです。 こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。〔2:16 - 2017年7月30日 〕――

――166)原発に反対している人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうこと(差別の問題)が起きるから原発はいやなんだと言って欲しい。原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているのですから。〔3:16 - 2017年7月30日 〕――


厳然として

こういった差別の実態があって、

原子力村が言い出した嘘の1丁目1番地は、

「原発から放射能は出てません」

ということだった。

これで差別はなくなる?




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