このデビューこそ正念場(KARD)
This debut is the critical moment (KARD)
19日正式デビュー「KARD」、「Hola Hola」ダンスティーザー公開
7月19日にデビューする「KARD(カード)」が、タイトル曲「Hola Hola」のポイントダンスティーザーを公開した。
16日0時、「KARD」の公式チャンネルを通じて公開された映像の「Hola Hola」のポイントダンスや、メンバーならではのユニークで華やかな振付が視線を集めた。
澄んだ空とカラフルな背景が、メンバーたちのパフォーマンスとマッチし、清涼感をプラス。グルーヴ感がありながらも、力強い動作が、「KARD」の新しい振付に対する期待を高めた。
タイトル曲「Hola Hola」の振付は、空に飛び立つ自由な風船を表現したのが特徴。プロジェクト曲「Oh NaNa」「Don't Recall」「RUMOR」の振付を自然に取り入れた今回の振付は、デビュープロジェクトを成功させ、「Hola Hola」を通じて、高い空に飛び立とうとするメンバーたちの希望的なメッセージが込められている。
「KARD」は19日午後6時、1stミニアルバム「Hola Hola」で正式デビューする。
(K-POPニュースより)
日本で人気が出てきてる兆候はまだ見られない。ネットでちらほら話題になっているのを見る程度だ。アジア全体でもまだまだかもしれない。
だが「KARD」は、デビュー前のこの5月から開始した北米ツアーや南米ツアーにおいて、爆発的な反響を得て、欧米のK-POPファンの間ではちょっとした注目株となっている。
カバーダンスもデビュー前のグループ曲では珍しく、欧米各地からユーチューブに上がってきている。フラッシュモブでもファンが踊ってるのをよく見かけるようになった。
ブラジルのコンサートを見て、「まだデビュー前グループの音楽を会場に押しかけたファンは丸暗記で合唱していた。こんな光景は今までに見たことがない…」とコメントを出しているファンがいた。
女性メンバーのソミンは若手新人ガールズ「APRIL」のリーダーとしてデビューした。メンバー全員十代だったが、ソミンはやや大人びた印象があった。
「APRIL」を離れることになったのは彼女自身の決断か、事務所の判断かは分からない。表向きの理由は勉学だか何だかだったと思った。
誰の決断であったにせよ、これは「APRIL」にとっても「KARD」にとっても大正解だった。「APRIL」はソミンの脱退を機にイメチェンを図りソミンらの抜けた穴をきれいに埋めた。全体のバランスはよくなったように見える。
ソミンの再デビューとなった「KARD」はDSPが総力をあげて送り出してきた男女混成のグループだった。
男女混成で過去に大きく成功したグループがないのを思えば、一か八かの大きな賭けだったと言えよう。
K-POPファンは女性が多くを占める。「KARD」がうまくいくかどうかの鍵は、女性メンバーに対する女性ファンがどう反応するかだったと思われる。
で、反応はどうだったか?
自分の見るところ、近場(韓国を含めたアジア?)こそ犬笛が通過するみたいに伝わらなかったが、欧米のK-POPファンにとっては待望の音楽だったようである。女性ファンはソミンやジウの存在に関係なくBMやジョイセフを支持したようだし、女性ファンの中にはソミンやジウを応援する者もいた。それだけでなく、ソミンやジウに太い声を響かせる男性ファンも会場にたくさんいた。
会場の熱狂振りは規模こそ小さいもののBTSレベルに通じるものがあった。
デビューとなる今回の「Hola Hola」は、アジアのファンを意識し、セクシー度の希薄なパフォーマンスになる可能性がある。
ちょっと濃い味が好きな欧米のファンがこれを受け入れてくれるかどうかとなるかもしれない。
しかし、近場の支持が得られれば息の長いグループとしてやっていけるだろう。
このデビューこそが彼らにとっては正念場となりそうである。
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