PS4Eye をハイフレームレートステレオカメラとして使う(試み)

PS4Eye は最大 240fps を出力できるステレオカメラとして魅力です.

https://github.com/ps4eye/ps4eye

カスタムファームウェアを利用すれば Linux などでも USB カメラとして利用することができます.

ただし, PS4Eye はコネクタが独自なので, まずはケーブルを改造(?)して, USB3.0 ケーブルとうまく結線してあげる必要があります.

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USB3.0 ケーブルから出ている白と緑の線は UBS2.0 互換のための線のようなので, 結線する必要はありません(PS4Eye 側にそもそも対応する線が無い)

また, USB3.0 対応 PC でも初期のころのものは対応していない? ようです. 実際に繋がるかどうかは USB3.0 対応機器に刺してみて確認してみる必要があります

参考までに, Samsung’s ARM Chromebook では認識されましたが, Thinkpad T420s では認識されませんでした.

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Chromebook の Ubuntu Linux で, Chrome を使って webcamera として使ってみた図. 傍のピクセルがおかしいですが, もともと横 1000 ピクセルほどが無駄に reserve されているようなので, これで正しいのかもしれません.

RAW モード? 

さて, 現在の ps4eye ファームウェアツールでは YUV422 のピクセルフォーマットに設定されていますが, PS4Eye は仕様上は 12bit RAW(Bayer?)が取れるようになっています.

RAW で取れるとよりよい諧調が取得できて, ステレオ画像からのデプス推定や三次元復元で有益です. うまくレジスタを設定して取得できるようにしてみたいですね.

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