2018.3.5 バイタミックスでひろがる!料理のプロが教えるおいしいスペシャルレシピ Vol.1 バイタミックスでひろがる!料理のプロが教えるおいしいスペシャルレシピ Vol.1 今週から、食通たちも注目する、今話題のお店のシェフや旬な料理研究家たちが、バイタミックスを使ったおいしいスペシャルレシピを考案し伝授!オリジナリティ溢れる新しい美味しさを毎週お届けします。 トップバッターは、いま、美食家たちが足繁く通う、広尾の隠れ家イタリアン「Melograno」のオーナーシェフ 後藤祐司さんです。
バイタミックスがあると、料理の下ごしらえや手間が本当に見事に軽減されるんです(笑) 「今回、僕が提案するひとつめの料理は“イワシのパテ”。 実はこのレシピ、バイタミックスを愛用する前は、イワシの骨が柔らかくなるまでオリーブオイルで2時間くらいコンフィして、それからフードプロセッサーにかけ、さらにそれを裏ごしして…なんて、すごい手間をかけていたんです。でも、バイタミックスで作ってみたら驚いた!イワシを焼き、ハーブやラードと炒めた後、それを丸ごとコンテナに入れて撹拌するだけであっという間に滑らかな状態に!これなら、家庭でも簡単に本格的なパテが作れます。冷蔵庫(冷凍でもOK)で2週間くらい保存もきくし、パーティメニューとしてもおススメです」
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- 材料(10名分) - イワシ…5本 ケッパー…10g ディル…3g オレガノ…2g にんにく…1片 オリーブオイル…50cc ラード…100g バター…100g 塩・胡椒…少々 トーストしたフランスパンのスライス…適宜 ※白身以外のお魚、例えば、秋刀魚、鯵、サーモン、塩鮭でも代用可。
- 作り方 - ① 鱗とエラを取ったイワシに塩・胡椒したら、フライパンでこんがりとソテーする。 ② 別のフライパンにオリーブオイルを入れ、包丁で潰したニンニク、オレガノ、ディル、ケッパーを炒め、ラードと①のイワシを加えてさらに炒める。
③ バイタミックスのコンテナに②を入れ、蓋をしたらスープモードで約5分撹拌する。
④ 塩少々とバターを加え、1~10まで徐々にスピードを上げる。(バターは少しづつ加えるのがポイント)約45秒ほど撹拌したら、容器に移し、スパチュラで混ぜながら固いペースト状になるまで冷ます。
⑤ パテにペッパーを振ってディルを飾り、オリーブオイルをまわしかける。 ⑥ パンを斜めに切ってトーストし、ニンニクを表面に塗って香りづけしたら、⑤ に添えて盛り付けたら完成。
PROFILE 1979年、千葉県生まれ。広尾でパスタ店を営む父親の背中を見て育ち、16歳で、幼少期から馴染みのあったイタリア料理の道を志す。専門学校を卒業後、都内のリストランテ 「クローチェ・エ・デリッツィア」等で修行し、外苑前「カミネット」を経て27歳でイタリアへ渡る。シチリア州ラグーザの「リストランテ・ドゥオーモ」で1年、ウンブリア州ペルージャの「オステリア・バルトロ」で2年、計3年間の修行を積んで腕を磨き、帰国後、白金台「ビッフィテアトロ」で4年間シェフを務め、2015年に独立。同年9月、広尾に「Melograno」をオープン。
広尾商店街から明治通りに抜ける道にひっそりと佇むレストラン「Melograno」。店名の“メログラーノ”は、イタリアで幸福や繁栄の象徴なんだそう。
後藤シェフがミラノで多くのお店を見て回り、自身のインスピレーションに拘ってリノベーションされた店内は、重厚すぎず、トラットリア過ぎず、照明や空間センスも抜群!
店内の奥は開放感のあるオープンキッチン。ここは上質でありながら、肩肘張らずに自然体で過ごせる陽気なイタリアンレストラン。
「Melograno」
Text by Tamiko Oizumi
【メイキングムービー】Melograno 後藤シェフ Vitamix レシピ1 イワシのパテ ブルスケッタ添え
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