本の読み方の設計図。

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論拠・主張

論証=事例、引用。

話題の右脳思考

2019-01-29 21:54:27 | 2019年始動。革命のスタート。
右脳思考
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


なんとなくを大切に。直感をビジネスに活かす。
思いつきをそのままで終わらせず仕事に昇華させていく方法。133
左脳で考えたロジックフローを右脳で肉づけ。143

【腹落ち】145①
★ ★★★★左脳(ロジック)で考えたことに右脳で肉づけする。
相手の気持に入り込む、あるいは寄り添うことがカギとなる。日本語では感情移入と呼ぶ。160
相手の気持を動かし、そうした痛みを伴う提案を受け入れてもらうためにはストーリー(物語)が必要となる。161
→★★★★ここで言うストーリーとは、単なるロジックフローではなく、感情の入り込んだロジックフローのことである。やってみたいとか、ワクワクするとか、あるいはやっていることが目に浮かぶなどの感覚をもたらすもの。161
相手の心を覗き込むことが腹落ちの第一歩。148

企画を通したいなら意思決定者を動かす何かを探れ。156

★ ★★企画を通したいと思ったら、論理的に素晴らしいプランだけではダメだということである。当事者の想い、責任感と意思決定者を動かす何かの両方が必要だ。15

【人を動かす4つの要素】165★★★★★②
論理性 左脳 以下右脳
ストーリー
ワクワク•どきどき
自信•安心

【コミュニケーション•意思決定の前提】★★★②
仕事だからといって人がロジカルに動くとは限らない。極論を言えば、仕事においても人はロジックよりも感情でものを考え、判断する。74
→★★★仕事は人間によって行われるので、人の気持を理解しながら進めた方がスムーズにいく。75
→人の右脳に働きかけることが人を動かすコツということになる。78



経営コンサルタントの仕事を通じて優れた経営者から学んだことは、彼らは経験や直感をとても大切にしているということである。
大きな経営改革を成し遂げた経営者、誰も思いつかなかったユニークな戦略で自社を飛躍させた経営者にどうしてそのような意思決定をしたのかと尋ねると、勘です。とか、答えは誰にもわからないのだから、やってみるしかないというような回答をよくもらう。5

<右脳と左脳>0
右脳:感覚、感情、直感、勘など論理(ロジック)では説明できないひらめき、思いつき、考え。

左脳:ロジック(論理)そのもの。6

この本で伝えたいのは、ロジカルシンキングの否定ではない。ロジックだけでなく感情や勘、すなわち右脳を働かせることで仕事をより効率的に進める、あるいは、成果を上げることが出来るということである。6
→私はビジネスにおいても人間の持つ勘を多いに働かして仕事をした方が良いと思っている。42

<右脳で決めるということ>
仕事も楽しい方が良いに決まっている。映画選びでワクワクするように、仕事でも新しいことを考えたり、自分の好きなことを盛り込んだりした提案をする方が面白いに決まっている。
実はひらめき、よいアイデアというのは、それを考えついた人がワクワクしているものだ。25

<右脳:やる気スイッチをオンにするには?>
できる
やりたい
心配ない
→右脳を全開にして、何に関心を持っているのかを、観察したり、言葉を投げかけることで見極めるしかない。105

<右脳の使い方>
★ ★右脳で感じたことを左脳で理論づける。125
→★★★★アイデアを事業化するとは、右脳で考えた思いつきを、左脳で理論武装するプロセスと言っても差し支えない。132
★★★★右脳を左脳でサポートする。133

仕事は3つのステージで成り立つ:★★★★★③左脳を右脳でサンドイッチ
インプットを検討•分析し、アウトプットする、59③
★ ★インプットステージとアウトプットステージでは右脳がきわめて重要な役割を果たす。一方で検討•分析ステージでは左脳で考えるロジカルシンキングが鍵を握る。頭の使い方としては、右脳から始まり、左脳を使い、右脳に戻るというカタチになる。つまり左脳を右脳でサンドイッチする形になる。61

◇ インプットステージ/右脳 ★★★
観 観察すること
感 何かを感じ取ること
勘 なんかおかしいあるいは、これは面白いと働く勘

★ ★五感をフル活用する。
ものを観察したり、異変、あるいは面白いことを感じ取り、その結果が仮説となったりする。111

◇ 検討ステージ:問題発見•解決策模索ステージ/左脳
インプットした情報の中から何が真の課題かを見出だしそれに対する解決策を策定プロセスである、
ロジカルシンキングが重要になる。
→<検討ステージでの右脳の使い方>
★ ★全体として何か間違っているのではないかという問題意識81
★ ★エイヤーで解決策の仮説を立てる。81

◇ アウトプット/右脳
意思決定は右脳的判断によって決まる。
→★★★意思決定は左脳で考えて、ロジカル(論理的)に行うことが最も大事であると教わる。私は、今回その考え方にあえて異を唱える。73
→プライベートで好きな人を誘うとき、受けるときにロジックな訳がない。

★ ★★★意思決定する際にも、プライベートで行うのと同じように、これやばそうであるとか、これなら大丈夫だろう、あるいはこれが好きであるといった要素を大いに加味すべきと考える。
もちろんロジカルに導きだされた結論に何の違和感もなく、その通りと思う場合は、それでもかまわない。73
→★★★人間が本来持っている、うまく説明できないが、なぜかそう思うという感覚を繰り返し意思決定に取り入れることで、次第に間違いが少なくなっていけば、意思決定の質を高めることになる。74

【思いつきをそのままで終わらせず、仕事に昇華していく方法】
① キーコンセプトから結論を逆算してロジックを考える。
市場性
競争状況
自社の強み•弱み
ビジネスモデル
実行計画
②ストーリーをつくってからロジックで細部をつめる。

<人の心を動かすもの>
結局、人間を動かすのはそれが正しいか、間違っているか、あるいはやるべきかという理屈、すなわちロジックではない。やりたいとか、面白そうとか、やらないとまずいと言った気持、すなわち感情である。33
→人間はロジックで動かず、感情で動くのである。50
まずやるべきことは、なぜ彼/彼女は納得しないのだろう。あるいは何が気に入らないのだろうと見極めることである。50
→大事なことは相手がこちらの言っていることや提案に対して感情ではどう思っているのか、更に理屈、すなわちロジックではどうなのかを両面で理解することである。55

★ ★直感や経験から気づいたこと、感じたこと、つまり右脳的なことをあとからきちんと理屈付けた、すなわち右脳で理論武装したとも言える、39

【右脳力の高め方】
日常生活では何か行動を起こすと起こすときに、ほとんど右脳発想から考え始めて、後からロジカルな整合性をとる。204

観 観察
感 感じる

に従う。

★まず左脳を忘れて、右脳で仕事しよう。235
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