中間貯蔵施設

環境省、10月にも着工 17年秋以降稼働

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 東京電力福島第1原発事故の除染で生じた汚染土などを管理する中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉両町)について、環境省は19日、10月にも貯蔵や焼却など一部施設の建設工事を開始し、2017年秋以降の稼働を目指すことなどを盛り込んだ工程表を両町議会に示した。しかし施設の用地取得は1月末時点で全体の1%程度にとどまっており、施設全体の道筋については提示できなかった。

 井上信治副環境相が19日、大熊、双葉両町議会の全員協議会で方針を伝えた。工程表について大熊町議会は大筋了承したが、双葉町議会は廃棄物の輸送中の安全性を懸念する声が上がり、協議を継続することになった。

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