弥永先生の代数学だけど、方程式の説明を出発点にして環、体、群へと導く、確かそんな感じで授業を受けたかたと。方程式を解くこと自体、その実用での恩恵って計り知れないでしょ。さらに、こういったことを深めて、ガロア先生の理論から代数学がデキ上がっていて、もちろん、より抽象的な理論があるから様々な実用の基盤が創成されている、そんなことなの。
実は、束についてあまり意識していなかったのだけど、FTAの計算でブール代数を使う中で、束の実用、そんなことを感じたの。メーカーのエンジニアの方々向けのセミナーだったのだけど、もう少し、きっちり説明しておくべきだった、そんなことを思いながら、混乱を避ける、そんなことも必要で・・・。だけど、実用の基盤を形成している数学をきっちり教えられるのって、かなりの腕力が必要で、要は自分にはココイラが足りない、そんなことでもあるかと。
そう言えば、今回のセミナーの参加者の方々だけど、レベルが高かった、そんな印象。もちろん、お若い女性のエンジニアの方々も数名いらして、日本の技術の発展、そんなことに貢献されて行くんだろうって感じたけど。
数学だけど、しっかり使われているし、特に意識しないところでも役立っていて、凄く大切、そんなことなんだけど。もちろん、有能な女性のエンジニアの方々も既に彼方此方の企業で活躍されているし・・・・。
頑張りましょう。