人身売買を扱ったセガール・アクションだけれど、拉致される女の子役のアイダ・ノヴァクスカと、救出に協力する女性役のアグニシュカ・ワグナーがブルネットとブロンドとそれぞれ美人なのはいい。どちらもポーランド人。
前者は1990年生まれ、この映画の製作時14歳。ポーランドのディスコ・ダンス、タップダンスヒップ・ホップで優勝したりして、現在、ニューヨークの派フォーミング・アーツ・スクールとステップ・オン・ブロードウェイ・スクールで学んでいる。今でも1m55cmと小柄。アメリカのテレビなどに出ているみたい。
後者は「シンドラーのリスト」に脇役で出ているらしい。
ポーランドロケだが、製作費を安くあげるためだろう。安いと言っても2000万ドル。ヴァン・ダム主演作も東欧を舞台にしているのがかなりあったような気がします。
人身売買といったら中国だが、外国映画が扱ったらいろいろ当局が五月蝿いだから避けたか。
クライマックスの剣戟シーンで使われる四方ぐるりと床まであざやかに白い石造りの建物が印象的。なんてところだろう。
セガール先生、アクションのサボリ癖がついてから長いですな。役名のウィリアム・ランシングのランシングというのはセガールの生まれがミシガン州のランシングだからだそう。
しかし、テレ東の午後のロードショー枠はCMが長い。録画してスキップするから関係ないといえばないけれど。
(☆☆★)