AKB48から年内に卒業することを発表した板野友美(21)は1日夜、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催された「大島チームK」公演に出演した。冒頭で、あらためて年内卒業を報告し、ファン250人に向けてあいさつした。

 突然の発表になったんですけど、AKB48を卒業します。去年から決めていたことでした。今日の朝、妹にメールしたんですね。「今日発表なんだ」って。そしたら、『7年間、お疲れさま』って、メールが来て。それがすごく、心に残っています。

 小さいころから飽きっぽくて、1つのことを続けることができなかったけど、AKB48は7年間も続けられました。本当にAKB48のことが好きだし、それが私の誇りです。この劇場では、すごくたくさんの思い出があって、1期生として初めてこの劇場に立って、楽しいことも、苦しいことも。中2の時、すごく悩んでて、もう劇場に出たくないって、公演の途中でで泣いて、スタッフさんを困らせたこともありました。

 何回も、AKB48を辞めたいと思ったこともありました。でも、その時は、心のどこかに迷いがあったんですけど、今日こうして発表するこの思いに、もう迷いはありません。残りわずかな時間かもしれないですけど、この公演に出るのもあと何回かと思うと、寂しいですけど、大切にしていきたいと思います。なので、今日の公演も、大切に、最後までやりきりたいと思うので、よろしくお願いします。