みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

都議会:一転「シーン」…騒然のヤジ飛び交う雰囲気も一変/PTSD訴訟で被害女性が「逆転勝訴」 札幌高裁

2014-09-28 22:28:15 | 花/美しいもの
新刊のカバー案にメールでお返事をしてから、
一路、東京へ。
昨日京都、WANのワークショップ、拡大理事会と懇親会、理事会と
超過密スケジュールでの二日間でしたが、
気持ちのよい女性たちとの空間で、なぜか疲れるより
元気の出るエネルギーをもらっいました。

理事会の会場からは、新宿から東京駅方向がよく見えます。

あそこがスカイツリー、と聞いて、ズームイン。


WAN関係のことはお昼に終わって、
午後は、あまりさんと京王の「アフタヌーンティ」で、
ランチをわけっこして食べました。

久しぶりだったので、話しがはずんて、あっという間の2時間。
とっても楽しかったです。

帰りののぞみのなかのニュースで、
御岳山の水蒸気噴火のニュースが流れていて、
また安否がわからない人が45人もいるとのこと。
こころが痛みます。

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きょうのニュースは、東京のホテルで記事を下書きしておいてた、
都議会のその後、と札幌高裁の「PTSD訴訟」で被害女性が「逆転勝訴」したこと。

都議会には、市民から請願が出るようです。

  都議会:一転「シーン」…騒然のヤジ飛び交う雰囲気も一変  
毎日新聞 2014年09月26日 

 女性蔑視やじ問題で東京都議会が6月、複数のやじの発言者を特定しない中途半端な幕引きで閉会し、批判を浴びて以降、最初の定例会が始まった。25日の一般質問では、不規則発言が飛び交う従来の騒然とした雰囲気が一変。シーンとした議場に議員と都幹部の問答が響いた。そんな表面上の行儀の良さとは裏腹に、最大会派の自民党から開会直前に失言も飛び出すなど、都議会の改革の道筋は3カ月あまり経過しても見えてこない。

 「セクハラやじは全女性の尊厳を害するものであります」。本会議場で25日、やじを浴びた塩村文夏議員(36)の所属するみんなの党会派の上田令子議員(49)が一般質問に立ち、語気を強めた。塩村氏と同じく1期目だ。与党会派を中心に野党の新人にやじを飛ばすのが日常となっていたが、この日は一様に沈黙。議員たちは自席で雑誌の記事に目を通したり、隣席の同僚と談笑したり。

 やじ問題以降、みんなの党会派も応援のかけ声や拍手の自粛を決め、上田氏の質問中、議員席は静まり返っていた。「発言への同調や応援は議会を活性化させる」(共産党議員)との声もあり、静かな分、沈滞ムードを傍聴者に印象付けた。品位を保ちつつ活発な議論を交わすという議会本来の姿には遠い。

 やじ問題を受けて6月、都議会の女性議員たちは25人全員で超党派のグループを作る準備を進めていた。しかし、8月に都議会自民党幹事長となる村上英子議員(59)が「女性だけでは解決しない。男性も入れるべきだ」と反対。今月16日に休眠状態の「男女共同参画社会推進議員連盟」が約5年ぶりに再開され、都議の8割の103人が加わった。

 ところが、年長者だとの理由で会長に選ばれ、自民党会派の幹事長も務めた野島善司議員(65)が、報道陣にやじ問題への対応を聞かれ、「女性に『結婚したらどうだ』という話でしょ。僕だって言いますよ、平場(プライベート)では」と発言。翌17日、「会長の立場で個人的な信条を話したのは申し訳なかった」と謝罪し、村上氏から「テレビ(カメラ)を通して話せば相手は都民。不適切だ」と厳重注意された。

 一般質問を傍聴した元都職員の男性(79)は「やじは昔から飛んでいたが、最近は内容に品がない。局長経験者のOBも同じ感想を漏らしている。野島氏の発言で問題の根は深いと感じた。都議会に自浄能力はない」となげいた。

 一方、塩村氏に「早く結婚した方がいい」とやじを飛ばした鈴木章浩議員(52)に対し、地元の大田区で住民らがリコール(解職請求)を目指す方針を確認。超党派での署名活動を目指したが、統一地方選を来春に控えて各党の連携が難しく、足踏み状態だ。【竹内良和、川口裕之、和田浩幸】


  PTSD訴訟で被害女性が「逆転勝訴」
30年前の性的虐待の損害を認定

池上正樹 [ジャーナリスト] 【第521回】
2014年9月25日 ダイヤモンドオンライン

幼い頃、繰り返し受けた性的虐待により、PTSD(心的外傷ストレス障害)などを発症したとして、最後の被害を受けてから20年以上経過した2011年4月、北海道釧路市出身の提訴当時30代の女性が、親族の男性に約4170万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、札幌高裁(岡本岳裁判長)は25日、女性の訴えをほぼ全面的に認め、3000万円余りの支払いを命じる“逆転勝訴”の判決を下した。

 1審の釧路地裁の河本昌子裁判長は2013年4月、男性による性的虐待行為や姦淫行為の事実を認め、PTSDなどとの因果関係も肯定しながら、「すでに20年の除斥期間が経過している」として、訴えを退けていた。

3歳~8歳だった原告女性に
わいせつ行為を繰り返した親族男性

 女性は同年9月、親族の60代男性から、1978~1983年にかけて複数回、性的虐待行為を受けたことにより、PTSD、離人症性障害、うつ病などを発症、損害を被ったとして、1審の請求額を上回る4100万円余りの賠償を求めて札幌高裁に控訴。裁判では、幼少の頃に受けた性犯罪とPTSDとの因果関係を本人が認識できていなくても、民法724条で定める20年という「除斥期間」が経てば、損害賠償請求権は消滅してしまうものなのかどうかが争われてきた。

 判決要旨によると、被害者女性の供述は、「性的虐待行為の具体的な時期、及び内容について、その記憶のとおりに述べたものとみるのが相当である」のに対し、被告の主張は「その正確性に疑いを入れざるを得ない」ことから、概ね原告が主張するとおりのものであったと認めている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  「性的虐待でうつ病」3千万円支払い命じる 札幌高裁  
2014年9月25日 朝日新聞

 幼少期に親族の男性から受けた性的虐待により心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神障害を発症したとして、40代の女性がこの男性を相手取り、4175万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、札幌高裁であった。岡本岳裁判長は「性的虐待でうつ病を発症させた」として、女性の請求を棄却した一審・釧路地裁判決を変更し、男性に3039万円の支払いを命じた。

 判決は、女性が1978~83年に性的虐待を受け、同年ごろにPTSDと離人症性障害を、2006年ごろにうつ病をそれぞれ発症したと認定。うつ病以外は、一審判決と同様、不法行為から20年で賠償請求権が消滅する除斥期間が過ぎているとした。だが、うつ病は一定の潜伏期間後に症状が現れるとし、発症した06年を除斥期間の起算点とするのが相当だとした。

 一審判決は「うつ病はPTSDに付随して発症したと理解され、性的虐待を受けていたころから症状の一部が生じていた」として、いずれの精神障害も除斥期間が過ぎていると認定、3269万円の損害賠償を求めた女性の請求を棄却した。女性は、治療費などを追加し、請求額を4175万円に増額して控訴していた。


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