戦争法案に対する反対が急速に、広範に広がっていることに安倍政権が危機感を抱いている呼応して、いろんな人が戦争法案に反対する人への揚げ足取りやデマが拡散されています。
最も標的になっているのは、若者たちのSEALDs(シールズ。Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)。
ネトウヨが「シールズは共産党や日本民主青年同盟(民青)が黒幕」などと、しつっこくデマを流しています。
先日は、自民党の政務調査会調査役という要職にある田村重信氏がSEALDsを
『民青 過激派 在日 チンピラの連合軍』
とツイートしてしまって炎上、削除する騒動となりました。
『SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)は、自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクションです。担い手は10代から20代前半の若い世代です。私たちは思考し、そして行動します。
私たちは、戦後70年でつくりあげられてきた、この国の自由と民主主義の伝統を尊重します。そして、その基盤である日本国憲法のもつ価値を守りたいと考えています。この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクトです。
現在、危機に瀕している日本国憲法を守るために、私たちは立憲主義・生活保障・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します。』
とあって、今、戦争法案に反対するすべての人たちの希望の星とでもいうべき存在になっています。
だからこそ、安倍政権に危険視され、その意を忖度した議員やネトウヨの攻撃を受けているのですね。
このように、安倍政権にとっては、普通の市民が次々と戦争法案反対に立ち上がっていることに頭が痛いところなのですが、2015年7月26日には、東京の渋谷区で母親たちでつくるグループ「安保関連法案に反対するママの会」2000人が安保法制反対デモを行いました。
7歳と4歳、1歳の3児の子育てをしている西郷南海子さん(27)が3週間前、インターネット上に一人で立ち上げた署名活動がきっかけで、わずか3週間で29都道府県で1万7千人以上の賛同者が集まり、彼女も「ネットから出て反対の声を上げよう」と決めたということです。
彼女の背中を押したのは、ネットの動画で目にしたSEALDsのスピーチだったそうです。
「若者が自分の言葉で訴えている。子育て中だからこそ感じる不安や、命の大切さを訴えよう」
そして、ママの会の26日のデモ行進では
「だれの子どもも、殺させない」
と書かれたピンク色の横断幕を掲げて、2000人が戦争法案反対のデモを実施しました。
で、このデモ行進をすぐに誹謗中傷したのが、まず高須クリニックの高須克弥院長。
彼が
イデオロギーの定まらない子供をデモに利用するな💢😠💢❗猛暑日に炎天下を子供に歩かせるな!熱中症になる😭❗ https://t.co/KD2etkrOcm
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2015, 7月 26
赤ん坊まで猛暑日炎天下のデモに連れてくる馬鹿母😭❗父親は何してる?制止しろよ。 https://t.co/fHCpxr9d6d
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2015, 7月 26
とツイートしたところ、ホリエモンこと堀江貴文氏が、
あほですね RT @katsuyatakasu: 赤ん坊まで猛暑日炎天下のデモに連れてくる馬鹿母😭❗父親は何してる?制止しろよ。 https://t.co/E6ZCGpQFd5
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015, 7月 26
と呼応。
さらに、ホリエモンは、
頭にウジが湧いてるんだね RT @randa6010: @takapon_jp @katsuyatakasu ベビーカーに乗せられいる子供がぐったりしている、子供の命を危険に晒しているのはどっちだ! pic.twitter.com/dMEB4QAv4R
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015, 7月 26
とまで言っちゃいました。
この写真の赤ちゃん、ぐったりしてるんじゃなくて、気持ちよく寝てるんでしょ(笑)。男どもにはわかんないのかね。
最後は我らが制服向上委員会では!
以上、No Nukes Photographerさんより。
高須院長と堀江氏には、参加したお母さん方が次々と反論していまして、給水体制がばっちりなこと、いつでもデモは途中で抜けていいこと、だいたいこの日曜日に何十万、何百万の家族が炎天下の中、行楽に行っているかわかっているのか、などなど論破されてしまって、2人はコテンコテンにのされてしまっています。
ご本人たちはKOされていることに気づいていなくて、いまだに意気軒昂ですがw
日曜日にどこかに遊びに行く代わりにデモ行進しているだけなのに、この行動だけ子どもの健康に悪いと批判するなんて、非論理的もいいところです。
同じ時刻の渋谷に、子供連れ、赤ちゃん連れが何万人いたことか。
まあ、何事につけ、足を引っ張りたがる人はいますよね、どこにでも。
物事の軽重がわからないこういう人たちは、名前だけ覚えておいて無視するのが一番です。
こちらはあくまで楽しく。気高く。
自分は戦争法案に賛成だと言えばいいだけなのに、勇気を出して反対の声を上げた人たちを、からめ手からイジメて卑怯ですよ。
つまらない人間は無視無視。
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追記
しかも、
【酷すぎ】渋谷で母親たちが安保法制反対デモ⇒推進派が「熱中症で子供が亡くなった」とデマ!保護者「娘は今現在元気に隣で寝ております」
というデマ事件が発生しているとのこと!
ひゃあ、ネトウヨ凄いな。信じがたい。
ホリエモン「頭にウジが湧いてるんだね」 炎天下に子連れで安保関連法案反対のデモ参加に賛否
ガシェット通信
7月26日、高須クリニックの高須克弥院長(@katsuyatakasu)が『Twitter』にて”安保関連法案に反対するママの会@関西”(@OkansNoWar_West)の
【京都・河原町ジャック】 ママデモにも200人以上!!
という画像つきのツイートを引用し
イデオロギーの定まらない子供をデモに利用するな!
猛暑日に炎天下を子供に歩かせるな!
熱中症になる!
とツイート。その後も、炎天下に子連れでデモを行っている画像つきツイートに対し苦言を呈した。
赤ん坊まで猛暑日炎天下のデモに連れてくる馬鹿母!
父親は何してる?制止しろよ。
というツイートは、ホリエモンこと堀江貴文さん(@takapon_jp)がRTし
あほですね
とツイート。
他のユーザーから高須院長とホリエモンに
ベビーカーに乗せられいる子供がぐったりしている、子供の命を危険に晒しているのはどっちだ!
という画像つきツイートが寄せられ、ホリエモンはそれに対し
頭にウジが湧いてるんだね
といささか過激な文言で返答した。ホリエモンのこのツイートは、翌27日13時の段階で1300件のリツイートを集めるなど話題に。コメントの返信欄でも、子供を連れてデモに参加することの是非について大いに議論になっていたようである。
※画像は『Twitter』より引用
安保法案、ママたちもデモ 学生のSNS投稿、背中押す
後藤遼太、伊木緑、市川美亜子
2015年7月27日05時01分 朝日新聞
若者から若者へ。若者に触発されたママへ。安保法案反対デモを広げるツールはツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアだ。
商業施設が立ち並び、若者であふれる日曜の渋谷。母親たちがベビーカーを押したり子供の手を引いたりしながら、ゆっくり歩いていく。26日、「安保関連法案に反対するママの会」が企画したデモだ。
京都市に住む西郷南海子(みなこ)さん(27)が3週間前、インターネット上に一人で立ち上げた署名活動がきっかけ。1万7千人以上の賛同者が集まり、「ネットから出て反対の声を上げよう」と決めた。
西郷さんは大学院で学びながら、7歳と4歳、1歳の3児の子育てをしている。地元で脱原発運動をしていたが、今回の法案については不安を感じながらも、子育てに追われて行動を起こせないでいた。
背中を押したのは、ネットの動画で目にした学生団体SEALDs(シールズ)のスピーチだった。「若者が自分の言葉で訴えている。子育て中だからこそ感じる不安や、命の大切さを訴えよう」
1歳の息子をベビーカーに乗せて来た神奈川県川崎市の斎藤善香さん(31)は、フェイスブックで反対の声を上げている人を検索していて「ママの会」にたどり着いた。「一人で参加する度胸はないけれど、ネットで同じ不安を感じるお母さんとつながれたので、勇気が出た」という。
運動は各地に広がる。フェイスブック上では、都道府県単位で立ち上げるグループが29に及び、集会や勉強会などの活動を始めている。福岡や京都のグループは26日にそれぞれの地域の繁華街で声を上げた。
■学生、LINEで呼応
「SEALDs」も若者がネットで言葉をつなぎながら広がっていった運動だ。都内に住む大学1年の女性(19)を例に、どう広がるかをたどった。
女性は7月上旬、安保法案のニュースを見ていた大学4年の兄(22)の「最近の政治、やばいよね」という言葉が気にかかった。
友達に相談すると、「『#本当に止める』とツイッターで検索してみたら」と助言された。検索すれば法案に反対する人たちのツイートが一覧できる。女性は15日のデモを知り、一人で参加してみた。
マイクを握る学生に、言葉にできない感動を覚えた。政治の話を友達にすることはほとんどない。だが今回は、気づいたらツイッターに書き込んでいた。
「SEALDsの方の挨拶(あいさつ) 素晴らしかった。同じ学生として誇らしい」
7分後、返信のツイートが流れた。大学で1学年上の先輩(19)からだ。
「国会行ったんだ!」
「はい! 来てます!」と答える。「迷ってたけど、触発されて私も金曜行こうって今決めた! ありがとう!」と返ってきた。
試験勉強中だった先輩女性は、「忙しさに追われて動かないと後悔する」と、知人を通じてLINEで呼びかけた3人と17日のデモに参加してくれた。自らも24日、2度目の参加をした。今後も足を運ぶつもりだ。(後藤遼太、伊木緑、市川美亜子)
猛暑の中で安保関連法案に反対しデモ行進する親子連れら=26日午後、東京都渋谷区で |
安全保障関連法案の参院審議が始まるのを前に、子育て中の母親らの「安保関連法案に反対するママの会」が二十六日、東京・渋谷で街頭デモ「戦争立法反対!ママの渋谷ジャック!」を行い、主催者発表で二千人が参加した。ベビーカーを押しながら「戦争させない」「子どもを守る」と、休日の繁華街で訴えた。
渋谷ハチ公前では母親らがスピーチに立ち、「『お母さん、あの時なんで僕たちを守ってくれなかったの』と言われないよう、戦争法案をやめさせたい」と涙ながらに語った。参加者はその後、希望を表すピンクのガーベラの花を手にデモ行進した。
小学六年の長男と参加した神奈川県鎌倉市の武川珠(めぐみ)さん(42)は「心配で黙っていられない。日本が武力行使しないことが、世界平和の力になると信じている」と話した。
ママの会は、三児の母で京都大大学院生の西郷南海子(みなこ)さん(27)が衆院での法案審議中にフェイスブックを立ち上げ、今月四日に発足。「だれの子どももころさせない」を合言葉に、三週間で一万七千人の賛同署名をネット上で集め、二十九の都道府県で会ができた。
この日は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」も、法案に反対する国会包囲行動を行い、主催者発表で二万五千人が参加した。
SEALDsへの侮蔑を引用ツイート 自民幹部職員が大炎上
2015年7月26日 日刊ゲンダイ
発端は「坂眞」(ばんまこと)なる“自称作家”が、〈SEALDsは全労連=共産党系の労組の街宣車を使っている〉〈つまり、参加している若者のかなりの部分が共産党の青年組織であることが証明された〉〈在日や在日系チンピラが数多く参加していることは周知の事実〉などと書いたこと。田村氏はこれを引用ツイートし、「ごもっとも」と賛同の意を表明したわけだ。
「SEALDs」の中心メンバー・明治学院大4年生の奥田愛基さん(23)が言う。
「田村さんの引用ツイッターは自民党のレベルの低さを改めて証明したと思います。いい大人が学生に向かって侮蔑的な差別発言を吐くなんてどうかしてます。全労連さんから車を借りたのは事実ですが、それはたまたま車が空いていたから。大体、政治を職業にしている“プロ”にプロ市民なんて言われたくありませんよ。
さて、大学生に喝破された自民党は何と言うか。
「田村は出張中。発言はあくまで(田村)個人のもの。党の見解ではありません」(広報部)とゴニョゴニョ。田村氏の引用ツイートと炎上に至る経緯を詳しく聞こうと、再度取材を申し込むと、担当者が「ご理解下さい!」と大声で怒鳴り、電話がガチャリと切れた。
自分たちにとって都合のいい話は冗舌なくせに、ちょっと立場が悪くなると大声を上げてブチ切れる。安倍首相も自民党職員も一緒だ。
東京スポーツ 7月25日(土)10時9分配信
安保法制をめぐるデモについて芸能人がツイートし、炎上するケースが相次いでいる。
タレントのSHELLY(31)はツイッターで「今も雨の中デモを続ける方々は本当にかっこいいと思います。若い世代が立ち上がっている事を誇りに思います」とコメント。これに「ファン辞めます」「ショックです」と批判が殺到した。
ラサール石井(59)はデモ批判に対して「国会前に行っただけで『あっちの人か』『サヨクか』『組織と繋がってるのか』とかうるせえわ」と反発。リツイートされまくっている。デモについて、肯定的な見方と否定的な見方がぶつかっているのだ。
安保デモで注目されているのは「SEALDs(シールズ)」という団体。学生を中心にした若者たちが参加している。
公安関係者は「学生だけでなく主婦など政治的思想のない普通の人の集まりです。共産党や日本民主青年同盟(民青)が裏で手を引いているとの指摘もありましたが、それはないと判断しています。むしろ、共産党や民青が一枚かみたいとシールズに近づいているという構図。それもうまくいっていません」と解説する。
安保法制が衆院で委員会採決された15日は、主催者発表で10万人が国会前に集まったという。これだけの人が集まれば、安倍政権も無関心ではいられないはずだが…。
政府関係者は「10万人とは主催者が発表した数字でしょう。警察発表は7000人ほどです。脱原発デモが国会前で行われたときは、最大で20万人が集まったといいます。これも主催者発表で、警察は2万人としています。国民にとって安保は脱原発より関心が低いと政府は受け止めています」と話す。
今のままなら安倍政権はデモを無視する方針。24日にもデモは計画されているが、学生は夏休みに入って、今後どれだけ集まるか、注目される。
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9条が無ければ戦争も起きない!?
9条は
the Nineth Articleだろ!
お笑いだな
直接日本が攻撃を受ける自衛戦争の場合でさえ彼らは庶民よりは危険性は低いと考えられますが、まして集団的自衛権で他国の戦争に参加の場合は尚更他人事の度合いが高いでしょう。
経済関係の大きい中国と戦争になったら経済界も困ります。
しかし、そうでないどこかの地域紛争なら影響は少ないでしょう。
特に子供の命に敏感な女性たちが戦争の危険性を感じることは自然なことでしょう。
ある国では戦争中に兵士の死体の写真が報道されることは無かったそうですが、多分どこの国でも似たよう
ものでしょう。
それが厭戦気分を巻き起こすものであるからです。
集団的自衛権によって大小の戦闘や戦争に巻き込まれて犠牲者が出ることは充分に予想されることであるならば、女性たちが反対の声を挙げるのも当然であり、これに対してあのツイッターのように誹謗する方が平和ボケとしか言いようがありません。
それにしても、右翼的な人って、どうしてこうも
♯感じ悪いよね
なのかな。
ホリエモンは安保法案についてはどうでもいいというスタンスです。だったら黙れよって話ですよ。法案そのものに興味がないようなやつが他人をバカにしたくて反対派を貶すのだから、相当悪趣味でゲスな人でしょうね。ホリエモンの頭はハエが逃げるほど悪臭が漂い、蛆虫を置いたら死んでしまうほど不衛生で腐りきっているわけだ。次元がちがいます。余計なことほざく前に、自分の犯罪について反省すればいいのにね。ただてさえ脳味噌足りない上に腐った粗大ごみの頭なのに。本人は反省しているつもりかもしれませんが、ほとんど説得力がない。
経済的徴兵制についても議論の余地があるかもしれませんが、子を持つ親やあるいは今の若者にとっては大問題です。それに対する反論があるのも仕方ないでしょうけど、無神経な批判はひどいですね。与党もまともに応じているようには見えません。
世界情勢は劇的に変化しているのに。
東大出身なのに頭に「ウジが湧く」という幼稚で非科学的な中傷、「夏季日中は子供に外歩きせるな」という無茶苦茶な意見は子供にも冷笑されるレベル。
ホリエモンも高須氏も学問的には頭の良い人達なのでしょうから、何故この法案に反対することが「頭にウジが湧いている」理由によるのか、論理的に説明して欲しいものです。
ホリエモンも高須氏も学問的には頭の良い人達なのでしょうから、何故この法案に反対することが「頭にウジが湧いている」理由によるのか、論理的に説明して欲しいものです。
「民生が~」など、どこかの組織のせいにしようとしても、過半数が法案に反対している現在では、逆に「民生」の株が上ってしまうだけでしょう(笑)
金持ちへの日本国内での所得税率を上げれば、どれだけ国益にかなうことか。所得税率が上がったら、高須クリニックが海外に出て行くっていうなら、それはそれで良いと思います。数パーセントの所得税率で、国を捨てる人が海外に出ていく訳ですから。
ついでに
「いつまでたっても0」の百田氏、どうして、大和言葉風に「ももた」に創氏改名しないんでしょうか?
まさか、嫌韓に参加してる「丸山」さん、いませんよね?
東大卒ではなかったと記憶してますが(汗)