輸出船契約実績、11月は47.4%増 客船が伸びる
日本船舶輸出組合が19日まとめた11月の輸出船契約実績は、重量ベースで前年同月比47.4%増の77万3790総トンと2カ月連続で増えた。三菱重工業が客船を2隻受注したことが大きく、客船を除いた重量ベースの実績は前年同月比でほぼ横ばい。日本船舶輸出組合では「前月と比べると客船分を加えてもマイナス。特殊要因もあり楽観視できない」と分析している。
受注した17隻のうち、11隻が石炭や鉄鉱石などを運ぶばら積み船。残りは自動車運搬船が3隻、アスファルト運搬船が1隻、客船が2隻だった。ばら積み船では小型船の受注が目立つ。
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