着衣水泳服を着たまま水に入り、池や川などに転落した時に何ができるのかを体験する学習です。 自分の命を守るために、何をすれば良いのかを体験を通して学びます。 1.服を着ていつものようにクロール・平泳ぎ 重たくて、まったく進みません。普段は、すいすい泳ぐ高学年の子ども達も、何度も立ってしまいます。 2.友だちを助けよう プールサイドから手を伸ばして、友だちを引っ張り上げます。バランスをくずして、自分も落ちてしまいそうになります。 3.立ち泳ぎでがんばれるかな・助けを呼べるかな 10秒間の立ち泳ぎの後、大声で助けを呼びます。たった10秒で息が切れて、体力の消耗がよくわかります。 4.背浮きにチャレンジ 息を大きく吸って、仰向けに浮きます。ちょっと顔が沈んでも、落ち着いて力を抜くと、自然に浮いてきます。結構難しいのに、なかなか上手でした。 5.身近なもの(ペットボトル)で浮いてみよう お腹に入れたり、枕にしたり、だっこしたり。格段に楽に浮けるようになります。 6.水の中で服を脱げるかな 特に、ジーパンや厚手のパーカーは大変。結局、最後まで脱げない子もいました。 泳ぎに自信がある子も、服を着ているだけで、普段の泳ぎは全くできないことを体験しました。この体験が役に立つことのないように願っていますが、いざという時に、一度でも体験したことがある人と、体験のない人では、パニックになる度合いが違うそうです。 お家でも、話を聞いてやってください。 【着衣水泳担当 根井】 |