本社・FNN合同世論調査

内閣支持率49・4%↓ アベノミクス「継続すべき」51・1% 参院で自公過半数で「よい」54・8%

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は18、19両日に合同世論調査を実施した。安倍晋三内閣の支持率は49・4%で前回調査(5月28、29両日)から6・0ポイント減少した。50%を割り込むのは、4月以来2カ月ぶり。不支持率は4・1ポイント増の38・1%だった。

 政党支持率は自民党が37・7%で前回より3・4ポイント減少。民進党は0・4ポイント増の8・3%、公明党は0・6ポイント増の4・6%だった。共産党は1・9ポイント増の5・7%、おおさか維新の会は1・2ポイント増の4・3%と、軒並み支持率を伸ばした。

 22日に公示される参院選(7月10日投開票)の結果、自公両党の与党が過半数の議席を維持することについて「よいと思う」と答えた人は54・8%に達し、「よいと思わない」の38・5%を上回った。比例代表で投票したい政党でも、自民党42・1%と公明党7・8%で計49・9%を占め、民進党14・5%や共産党7・4%などの野党を引き離した。

 安倍首相が参院選の最大の争点とする経済政策「アベノミクス」の是非をめぐり、「継続したほうがよい」は51・1%だったのに対し、「止めるべきだ」は36・9%にとどまった。

会員限定記事会員サービス詳細