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1000人の「金曜行動」/朝鮮学校関係者が文科省に要請

2015年12月17日 16:00 民族教育

「無償化」差別、是正せよ

今年最後の「金曜行動」が11日、文部科学省前で行われた。朝鮮学校への「高校無償化」実現に向けたアピール行動には、主導している朝大生のほかにも朝鮮学校保護者などの同胞、朝鮮学校を支援する日本人士など約1000人が参加。「文科省は朝鮮学校に無償化を即時適応せよ!」「日本政府は朝鮮学校に対する不当な差別をやめろ!」などのシュプレヒコールを声が枯れるまで叫んだ。これに先立ち、全国朝鮮高級学校学生連絡会、朝鮮高級学校卒業生連絡会、朝鮮学校全国オモニ会連絡会の代表らが「無償化」実現を求める内閣総理大臣、文部科学大臣あての要請文を文科省の担当者に手渡した。

日本人大学生も訴え

文科省内で要請文を読み上げる代表

文科省内で要請文を読み上げる代表

この日提出した要請文は、日本政府が総聯と朝鮮学校の関係について問題視していることに関して、「異国で教育を行う外国人学校に対して本国または関連する民族団体が支援することは自然なこと」であり、非難されるいわれはないと指摘。国連機関が懸念や勧告を出し、朝鮮学校生徒、卒業生らは原告として日本政府を相手に裁判を行っていることについて言及した。

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