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備忘録

宗教家が遺体捜査に協力『’97回顧高知』(2) 須崎市の女子高生殺人事件  一気に勝負の捜査本部

2016-04-08 10:40:49 | 雑記録

宗教家が遺体捜査に協力『’97回顧高知』(2) 須崎市の女子高生殺人事件  一気に勝負の捜査本部

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『’97回顧高知』(2) 須崎市の女子高生殺人事件  一気に勝負の捜査本部
1997.12.18 朝刊 

 全国的に未成年者が凶悪事件に巻き込まれるケースが多発する中、本県も例外ではなかった。四月に須崎市で起きた女子高校生殺人事件。全国的にも注目を集めた事件は、ツーショットダイヤルで知り合った近所の男の凶行であることが分かり、遺族や学校関係者、そして地域に悲しみと衝撃を与えた。
 四月三日から行方不明になっていた須崎市西糺町、高知高校三年の池田美紀さん=当時(17)=が横浪黒潮ラインで他殺体で見つかったのは同月二十七日。娘を捜していた両親らによる発見だった。
 後に逮捕された製パン業手伝い、谷徳泰被告(32)=殺人、死体遺棄罪で公判中=は早くから捜査線上に浮かび、捜査本部も二回、事情聴取を行った。
 谷被告は美紀さんと「カラオケボックスへ行ったことがある」と認めたが、事件への関与は全面否定。捜査は難航するかに見えた。
 だが、捜査本部は四月三日の谷被告の行動に注目していた。この日の午後、谷被告は美紀さんの携帯電話に連絡を入れていた。聞き込みでも、この日から後に美紀さんと会った人物は出てこない。しかも、三月以降、何度か美紀さんに電話を入れていた谷被告がこの日を境に美紀さんへの電話をピッタリやめている。
 「この男しかいない」。疑いは深まる一方だった。
 極秘に谷被告の生活ぶりを洗い出した捜査本部は六月七日、一気に勝負に出た。朝から土佐署に任意出頭を求め、三度目の事情聴取を行った。
 頑として事件関与を否定する谷被告。四月三日の行動を中心に捜査員が質問する。「高知市内にいた」「パンを配達していた」。取り調べと同時進行で捜査員が裏付けに走る。供述は次々と覆される。逃げ道がなくなった谷被告は夜中になって「本当のことを話します」と犯行を自供した。
 谷被告と美紀さんの自宅は二百メートルしか離れておらず、以前から顔見知りだった。ことし全国で起きた未成年者殺害事件を振り返ると、同様のケースが多い。奈良県月ケ瀬村の女子中学生殺害、福岡県春日市の小二女児殺害、和歌山県粉河町の小一女児殺害…。
 以前なら「近所だから」と掛かっていたブレーキが、もはや掛からなくなってきているのか。これまで日本の地域社会が保持していた犯罪抑止力は崩れつつあるように思えてならない。(社会部・竹内誠)
  【写真説明】
 行方不明の女子高校生の他殺体が見つかった横浪黒潮ライン沿いの雑木林(4月27日午後8時40分ごろ、須崎市浦ノ内)
高知新聞社
 

江戸家猫八さん死去 66歳

2016年3月31日(木) 15時18分掲載

四代目江戸家猫八さん死去 進行胃がんで 66歳

 ウグイスなど動物の声帯模写の第一人者、四代目江戸家猫八さんが、進行胃がんのため3月21日に亡くなっていたことが31日、分かった。66歳。所属の落語協会がファクスで報道各社に発表した。25日に近親者のみで密葬を執り行ったという。 (東スポWeb)

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