【動画あり】iPhone 6でポタアン使ってみよう!ハイレゾの楽しみ方も! | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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りょう太
皆さんおはこんばんちはー(。・ω・)ノ゙
e☆イヤホン大阪日本橋本店のりょう太です!

iPhone6を買って、一夜明けました。
■リンク:【検証】iPhone6買ってイヤホンとヘッドホンとポタアンとワイヤレススピーカー試してみた!


昨日も色々試しましたが、今日はこれ、試してみました!

iPhone6でポタアン
iPhone6でポタアン使ってみよう!
■リンク:ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)が最大級の品ぞろえ【e☆イヤホン】

ポタアン。ポータブルヘッドホンアンプの略。ポータブルオーディオプレーヤーやスマホなどと組み合わせて音量増幅や音質向上させるアイテム。
高性能なイヤホン/ヘッドホンなどのポテンシャルを引き出すためのマストアイテムですね。



さてそんなポタアン、新しくなったiPhoneでは使えるのでしょうか?

iPhone6でポタアン
人気のポタアン集めました。
左から

・CypherLabs AlgoRhythm Picollo
・VentureCraft SounDroid Typhoon
・iFi-Audio nano iDSD

それぞれ非常に人気が高く、ゆえに今現在使っている!と言う方が多いのではないでしょうか。
iPhone5(S)で使ってるけど…6に乗り換えたら使えなくなったりしないかな…ってちょっと不安だったりしませんか?

試しました。

iPhone6でポタアン
AlgoRhythm Picolloの接続方法A
・CypherLabs AlgoRhythm Picollo
代表としてAlgoRhythm Picollo(以下Picollo)を挙げましたが、「アナログ入出力のみの純粋なアンプ」と思ってください。一番シンプルな構造のポタアンです。
用意するものはmini to miniケーブルのみ。ステレオミニプラグが両端についたケーブルのことです。

iPhone6でポタアン
つなぐだけ。

接続はiPhone6のイヤホンジャックとポタアンのアナログ入力ジャックをケーブルでつなぐだけ。超簡単!
この接続をする際のセオリーはPhone6の音量をなるべく大きくしておき、音出しをしている間の細かな音量調整はポタアン側に任せる事。イヤホン/ヘッドホンの能率次第ではiPhone6の音量MAXで音が大きすぎる場合もあるので、その場合はポタアン側のゲイン設定(ある機種ない機種あります)を下げるか、iPhoneの音量を落として運用しましょう。



iPhone6でポタアン
AlgoRhythm Picolloの接続方法B
・CypherLabs AlgoRhythm Picollo
今度はより正攻法なやり方。ラインアウト接続です。
用意するものはAppleの純正アクセサリLightning-30ピンアダプタと、Dock to miniケーブル。Lightning-30ピンアダプタは特殊なアクセサリなので、サードパーティー製の類似品では十中八九同じことができません。Dock to miniケーブルはiPhone4SまでのiPhoneや、過去のiPod/iPadシリーズで採用されていたDock 30ピン端子からオーディオ信号をラインアウトするためのケーブル。今でも豊富に販売しています。



iPhone6でポタアン
連結。
この通り順番に接続するだけ。iPhone5から実装されたAppleのLightning端子はデジタル入出力しかできない端子、アナログのオーディオ信号を出力することはできません。そのため、Lightning-30ピンアダプタの中にあるD/Aコンバーター(デジタル-アナログ変換回路)で一旦デジタル信号をアナログ信号に変換し、Dock to miniを通して外部のポタアンへと信号を伝送しています。
この状態だとiPhone6の内蔵アンプを通さないため、増幅を完全に外部のポタアンに任せることができ、音質もポタアンのものがより純粋に影響します。ポタアンの性能が優れている場合、この接続方法をとる方がより音質向上に繋がると言えます。



iPhone6でポタアン
SounDroid Typhoonの接続方法
・VentureCraft SounDroid Typhoon
続きましてVentureCraftの人気製品SounDroid Tyhoon。iDevice(Apple製スマートデバイスの総称)とデジタル接続できるのが最大のポイント。この接続方法をとっている機種はアンプだけでなくD/Aコンバーターも搭載していて、アンプ単体の機種よりも音質改善が期待できます。また、iPhone6とLightning-USBケーブル(iPhone6の付属品でもOK)だけで接続できて超ラクチン。



iPhone6でポタアン
へいおまち。
SounDroidはiPhone4の時代に開発されたGo-Dap Xのデザインを継承しているモデル。iPhone6と重ねるとiPhone6の方が少し幅がありますがさほど気になりませんでした。音質が非常に良く、数々の賞を受賞しているのも納得できる完成度の高さ。なお、残念ながらハイレゾ音源の再生には対応していませんが、アップサンプリング機能を持っているのが大きな特徴。非ハイレゾ音源を再生する際に大きな効果を発揮します。

ちなみに、この接続方式でハイレゾ音源に対応しているものもあります!
・TEAC HA-P50
・ONKYO DAC-HA200

上記2モデルはTEACとONKYOの二社が共同開発した兄弟機。ガンダムで言うとユニコーンとバンシィみたいな関係でしょうか。
細かい話は割愛しますが、この2モデルはある特殊な構造によって96kHz/24bit音源までのハイレゾ音源にLightning-USBケーブル1本の接続で対応してしまいます。

少し違った構造ですがこういうものも…
・iriver Astell&Kern AK10

こちらのAK10は専用のLightningケーブルのみでの運用となりますが、96kHz/24bitハイレゾ音源に対応しています。非常に小型で小回りの利くデザインなので個人的にも愛用している製品です。

■iPhoneでのハイレゾ音源再生にはアプリが必要!
iPhone6、ハイレゾ音源を持っていても普通には聴くことができません。再生/格納用のアプリを用意しましょう!

・HF Player
・FLAC Player

これらが必要です。
今現在iOS8に正式対応していないのですが…どちらもユーザーが多いので早めのアップデートを望むところ。
HF Playerは今のところ手元で特に問題なく動きました。
※正常動作を保証するものではありません。



iPhone6でポタアン
nano iDSDの接続方法
・iFi-Audio nano iDSD
これが最後、今回紹介する中では一番難易度が高いものです。
nano iDSDはその名の通りDSDフォーマットの音源にも対応する優れもの。性能、音質、コンパクトなサイズなど、あらゆる部分で隙のない製品です。


iPhone6でポタアン
これ、必須!
Apple純正のアクセサリ、Lightning-USBカメラアダプタです。これ実はiPhone用ではなくiPad用のアイテムなのですが、裏ワザ的な使用目的でiPhoneでハイレゾオーディオをする際などに多用します。簡単に言いますとiDevice用のOTGケーブルの役割を果たすもので、USB接続におけるホストとゲストの関係を逆転させることができます。あ、全然難しくないので大丈夫ですよー。

後は二枚上の画像にあるUSBケーブル(A-B)があればOK。

iPhone6でポタアン
ドヤ。
接続自体は難しくありません。ケーブルが連結になって多少間延びしている感もありますが、この程度はご愛嬌。スマホから鳴っているとは思えないほどマーヴェラスなサウンドを楽しめます。
やはりこの接続方法でもiPhone6から出力されたデジタル信号を、外部のD/Aコンバーター(この場合nano iDSD内のDAC)で変換およびアンプで増幅している分音質の大きな向上が期待できます。
nano iDSDを使うなら、やはりハイレゾ、DSDを楽しみたいところ。前述のアプリを使ってぜひ試してくださいませ。


動画でも紹介しました!


■リンク:iPhone6でポタアンを使う方法! - YouTube

iPhone6を購入した方の参考になれば幸いです!


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■リンク:iPhone6におすすめのイヤホンまとめ【e☆イヤホン】