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大隈重信、中国人を大いに論ず 現代語訳『日支民族性論』 単行本 – 2016/9/2

4.3 5つ星のうち4.3 37個の評価

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安倍さんも真っ青?
現職首相がなぜここまで過激な本を出版したのか?
「何度革命があっても、何度王朝交替しても中国人は変わらない」
「中国が滅ぶときは自滅しかない」
初版から90年間黙殺されてきた禁断の書、現代語訳で復刻!

※本書は、大隈重信の1915年(大正4年)の著書
『日支民族性論』を現代語訳したものです。
『嘘だらけの日中近現代史』などの著書で知られる
憲政史研究者、倉山満氏の解説つき。

大隈重信といえば、いわずと知れた早稲田大学の創設者。しかし彼が、
2度も首相をつとめた人物であることを知る人は多くないかもしれない。
さらに、あの「対華21カ条の要求」を突きつけた内閣の首相でもある。

大隈重信のすごい中国観・中国人観(本文より)

「支那の革命は、いつも同じことだけを繰りかえしている。
聖人が昔からこのことを戒めて、教えを垂れてきたのであるが、
支那は古来、文教の国であると誇張して自称するばかりであった。
支那人は小児のときから、聖人の金の言葉に親しんでいるにもかかわらず、
そのとおり実現できないまま、今日に至るのは、なぜなのか」

「支那では、法律といえば、ただ刑法のみをあらわし、
民法による民事裁判のようなものは成立してこなかった。
これが徹頭徹尾、支那の発展進歩を妨げた、
癒すことのできない病根であったのだ」

「支那には、数千年の歴史がまるで一日のようにしてあるだけで、
まったくといって進化の跡がない。
いつものように、形式を尊び、詐術を愛し、
それでいて窮境におちいったときには、頼るべきでない相手を頼りにして、
目の前の苦痛だけが去れば、それでいいのだといったように、
将来の大きな患いにまで思慮のおよぶことがない」

「あの大国は、けっして他国によって征服されることはない。
もし、支那が亡ぶようなことがあるとすれば、それは自滅であって、
外からの攻撃によるものではない」
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 祥伝社 (2016/9/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/9/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4396615744
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4396615741
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 37個の評価

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”この遺伝性をどうしたものか”
5 星
”この遺伝性をどうしたものか”
大隈重信の人生をほとんど知りませんでした。読んでびっくりです。前書きに、この本は大隈重信が首相だった時にいわゆる『対華二十一カ条の要求』(この名称がすでにプロパガンダ!)を出して批判されていた頃に出版されたとあります。GDP世界第2位(らしい)、(なぜか)国連常任理事国と成った現在でも平気で国際法を守らない人たちですから、当時実際の交渉相手としてそれはそれは大変な苦労があったのだと察します。でもだからと言ってこんなにはっきり述べても良いものかというほどの、もし現職の総理大臣がこんな原稿を書く、ツイッターで一言でもつぶやくなどすれば、発禁処分どころか即政権交代、国中が大混乱!どこかに何かが飛んで来て、誰かがどこかに上陸する、というほど辛辣な言葉が満載です。あの国の傍若無人ぶりに辟易している人にはとても痛快で愉快な内容です。ただ、古来から支那大陸に起きた学問や思想、風習、興っては衰退していった国々への深い知識と、日本人との民族性の違いや歴史上起きたことへの深い洞察からくる論説は、単なる悪口や批判では無い、幕末の国難を乗り切り、明治〜大正にかけて日本を作り引っ張ってきた一人としての強い意志が感じられて、決してただの嫌中本にはなっていません。最終章にかけてはヘタレで”弱”になってしまった私たちへの訓示が書かれています。約束を破る、嘘を世界中に撒き散らす、恩は仇で返す、平気で盗む、都合の悪い人間は殺す、死人に鞭打つ。そのくせカッコつける。世界征服を夢見る。まったく得体の知れない相手だと、時代は変われどまったくそのまま通じる内容です。まさに不変です。解説を読んで、ああこんな人生を歩んだ人だったからこんな風に言えたのだなと、堪能できる一冊です。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1915年の年明け早々に、日本は中華民国に対して、対華二十一カ条の要求をした。
 日露戦争は概ね防衛戦争だったとの認識はあれど、そこでの勝利が日本の傲慢スイッチを入れてしまった。第一次大戦中のこの要求で世界は日本に不信感を抱くようになり、それに日本は反発して対決姿勢を見せ、満洲事変、支那事変、そして大東亜戦争へと突き進むことになった。つまりこの要求が、日本の傲慢が対外へ曝露される切っ掛けである……。
 今でも、学校レベルのショボい世界史の授業では、こんな程度の説明がされているのではないか?

 この要求時の日本の首相が大隈重信。彼の二度目の首相就任中であった。
 実は、そもそも日本は21の要求などしておらず、極めて穏当で、一度した約束はきちんと守れよという主旨の14カ条の要求と、7カ条の希望事項であったが、それを21カ条の最後通牒の形で出してもらわなければ、自分が弱腰すぎると糾弾されて暗殺までされてしまいかねないと袁世凱から泣きつかれたので、今も昔もちょろい外相と外務省が受け入れた結果、待ってましたと袁世凱に手のひらを返されて、日本からこんな理不尽な要求をされたと世界に喧伝されたというのが実態だ。ちなみに外務大臣は加藤高明。

 そして湧き上がった糾弾に、おいおい待てよと反論したのが、本書ということになる。
 結果的に本書の内容が広くオーソライズされることがなかったのは、肝心の外務省や外務大臣が仕事をしなかったということもあろうが、白人国家の中で「最近の日本は生意気やな。黄色い猿のくせに」という意識が、時代の潮流として広がりつつあったからではないか。タイミング的にもロシア革命目前であったから、革命以降は日本を弱体化させることがソ連防衛にもなるので、各国に入り込んだ細胞の目的の一つとなったこともあるだろう。
 大隈重信は1922年初に亡くなっているが、日本の行く末をどのように想像していたのだろう。

 あらためて書くと、本書は明治期の偉人の一人とされる大隈重信が、日本のやっかいな隣人チャイナについて論じたもので、その博識ぶりにも脱帽【注1】、そして物の見える人なら当然こう思うよなと大いに力強く感じた。
 だが一方で、当時も今も日本にはまだまだ眼の曇った人の好いおバカさんやチャイナお得意の人を堕落させる能力に嵌った輩とで溢れかえっているのだから、遠い目をしてしまう。
 しかも当時のチャイナは明らかに日本よりも弱くて、近代国家になれない集団だったが、現在のチャイナは軍事力経済力ともに日本を抜き去り、――いずれは潰れるとは思うが――まだまだ死に体には遠い。【注2】

 ふと気がついたが、本書中の「中国」の箇所を「韓国」に置き換えれば、見事なほどさらにフィットするのが爆笑かつ驚きである。
 大隈重信は福沢諭吉を尊敬していたというので、当然っちゃ当然かw

 結局内容自体にコメントは書けなかったwが、できるだけ大勢の人に読んでもらいたい一冊。
 チャイナの経済が行き詰まるとともに彼らの悪行が隠しきれずに漏れ出しはじめた昨今こそ、本書の内容もより受け入れられやすいかも。

 【注1】なぜか隋を南朝の続きのように勘違い?している。最後の南朝の陳を滅ぼしたのが隋に間違いはないが、彼の王朝は北朝の異民族王朝である。

 【注2】倉山満の歴代チャイナ王朝が繰り返してきたルーチン行動にあてはめれば、現在共産党王朝は「5.」の段階かな。
2023年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大隈重信だからというわけではないが、やはり大隈重信である。先哲である。ズシリと堪えた。かなり前から、対中国の対する見方を変えなくてはと思いつつ、取って代わる視点が見出せなくて、悩んだ。確かに参考になると思った。
2021年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ご説明どおり
2021年8月21日に日本でレビュー済み
戦前に中国の人々が早稲田を目指して留学してきたというのが面白い。
この時期の中国の若者は自分たちをよく理解したうえで、変わるべき点を
日本から学ぼうとしていたのかもしれない。また大隈候も興亜論的な立場に
立って彼らに教育を施し、東アジアの近代化を以て日本の経済力拡大
を政治家として考えていたのかもしれないと感じた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変読み易かった。天皇に直言が気に入りました。現在も下にも置かない対応が続いて居る、公務と称しくだらない仕事が多いように気がする。首相の取り巻きのレベルが問われます、名前を書いただけで議員になる輩が多い。中国は易姓改革の国柄、前を否定し取り巻きを粛清は現在も続行して居ます、同感。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大隈重信の人生をほとんど知りませんでした。
読んでびっくりです。

前書きに、この本は大隈重信が首相だった時にいわゆる『対華二十一カ条の要求』(この名称がすでにプロパガンダ!)を出して批判されていた頃に出版されたとあります。GDP世界第2位(らしい)、(なぜか)国連常任理事国と成った現在でも平気で国際法を守らない人たちですから、当時実際の交渉相手としてそれはそれは大変な苦労があったのだと察します。でもだからと言ってこんなにはっきり述べても良いものかというほどの、もし現職の総理大臣がこんな原稿を書く、ツイッターで一言でもつぶやくなどすれば、発禁処分どころか即政権交代、国中が大混乱!どこかに何かが飛んで来て、誰かがどこかに上陸する、というほど辛辣な言葉が満載です。あの国の傍若無人ぶりに辟易している人にはとても痛快で愉快な内容です。

ただ、古来から支那大陸に起きた学問や思想、風習、興っては衰退していった国々への深い知識と、日本人との民族性の違いや歴史上起きたことへの深い洞察からくる論説は、単なる悪口や批判では無い、幕末の国難を乗り切り、明治〜大正にかけて日本を作り引っ張ってきた一人としての強い意志が感じられて、決してただの嫌中本にはなっていません。最終章にかけてはヘタレで”弱”になってしまった私たちへの訓示が書かれています。

約束を破る、嘘を世界中に撒き散らす、恩は仇で返す、平気で盗む、都合の悪い人間は殺す、死人に鞭打つ。そのくせカッコつける。世界征服を夢見る。
まったく得体の知れない相手だと、時代は変われどまったくそのまま通じる内容です。まさに不変です。

解説を読んで、ああこんな人生を歩んだ人だったからこんな風に言えたのだなと、堪能できる一冊です。
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5つ星のうち5.0 ”この遺伝性をどうしたものか”
2016年9月9日に日本でレビュー済み
大隈重信の人生をほとんど知りませんでした。
読んでびっくりです。

前書きに、この本は大隈重信が首相だった時にいわゆる『対華二十一カ条の要求』(この名称がすでにプロパガンダ!)を出して批判されていた頃に出版されたとあります。GDP世界第2位(らしい)、(なぜか)国連常任理事国と成った現在でも平気で国際法を守らない人たちですから、当時実際の交渉相手としてそれはそれは大変な苦労があったのだと察します。でもだからと言ってこんなにはっきり述べても良いものかというほどの、もし現職の総理大臣がこんな原稿を書く、ツイッターで一言でもつぶやくなどすれば、発禁処分どころか即政権交代、国中が大混乱!どこかに何かが飛んで来て、誰かがどこかに上陸する、というほど辛辣な言葉が満載です。あの国の傍若無人ぶりに辟易している人にはとても痛快で愉快な内容です。

ただ、古来から支那大陸に起きた学問や思想、風習、興っては衰退していった国々への深い知識と、日本人との民族性の違いや歴史上起きたことへの深い洞察からくる論説は、単なる悪口や批判では無い、幕末の国難を乗り切り、明治〜大正にかけて日本を作り引っ張ってきた一人としての強い意志が感じられて、決してただの嫌中本にはなっていません。最終章にかけてはヘタレで”弱”になってしまった私たちへの訓示が書かれています。

約束を破る、嘘を世界中に撒き散らす、恩は仇で返す、平気で盗む、都合の悪い人間は殺す、死人に鞭打つ。そのくせカッコつける。世界征服を夢見る。
まったく得体の知れない相手だと、時代は変われどまったくそのまま通じる内容です。まさに不変です。

解説を読んで、ああこんな人生を歩んだ人だったからこんな風に言えたのだなと、堪能できる一冊です。
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2016年9月18日に日本でレビュー済み
■あらすじ
本書『日支民族性論』(『大隈重信、中国人を大いに論ず』)は、大隈重信が現職首相の時に、若き日の堤康次郎が書き起こし、出版したものだそう。
全ページにわたって、中国人という民族の問題点が書かれ、なぜそのような遺伝的形質が生まれたのか、歴史を追いながら解説し、その過程で、中華思想の本質についても語り、さらにはそういった“困った隣人”に対して日本はどのような方策を取るべきかを説くという構成となっています。
 
■ルトワック「自滅する中国」、ピルズベリー「China2049」に勝るとも劣らない“中国論”の良書。
近年、外交・安全保障関係の分野における中国本で“欠かすことのできない著作”といえば、世界三大戦略家の一人に数えられるエドワード・ルトワック氏による「自滅する中国」、元米国国防省高官であったマイケル・ピルズベリー氏が記した「China2049」といったものではないでしょうか。
 
「自滅する中国」も「China2049」も「中国とは一体どういう国家なのか」という“本質”にスポットを当て、その本質から生じる外交政策、安全保障政策を分析するという構成をとっており、外交・安全保障関係や戦略論の観点からも“必読書”と言えます。(ルトワック氏は最近も「中国4.0」も出版しており、こちらもベストセラーを記録しています。)
 
ところが、驚くべきことに、「自滅する中国」や「China2049」で語られている“中国の本質”に、今から100年も昔の大正時代に大隈重信は“既に達していた”ということが、本書から伺えます。
そういう意味においては、「100年経っても、“中国”に対する世界の見識はまるで進歩していないのか、日本もそれをありがたがっている程度のままなのか」という大隈重信の嘆き節が聞こえてくるようです。
 
■むしろ本書を読んでから「自滅する中国」、「China2049」を読むべき。
「自滅する中国」、「China2049」、「中国4.0」、「エドワード・ルトワックの戦略論」を読んだことのある私の経験から言うと、これらの本を読む前に、まず真っ先に本書『大隈重信、中国人を大いに論ず』を読むことをお勧めしたいです。
 
いずれの著も確かに必読書ではあるのですが、いわゆる“大著”に該当し、そのボリュームたるや、なかなか“気軽に手を出しにくい”ところがあるのは否めません。唯一、「中国4.0」は新書なので、読みやすいと言えば読みやすいのですが、“中国の本質”という点に関してはやはり物足りなさを感じてしまいます。(そこは「自滅する中国」の方がはるかに詳細に触れています。)
 
それに引き換え本書は、その内容の濃さはいずれの書に勝るとも劣らないにも関わらず、極めて簡潔に“中国”あるいは”中国人“の本質が語られており、早い人ならば、半日を待たずに読み終えてしまうのではないでしょうか。
 
そういう意味においても、本書をまず読んでから、「自滅する中国」、「China2049」を読んだほうが、はるかにスムーズに読み進めることが出来るのではないかと思われます。

■「国は自力によって保たれなくてはならない」は、当時の中国に向けての言葉だったはずなのに・・・
 
最後に、「自滅する中国」、「China2049」、「中国4.0」、いずれの書にも無くに等しく、“本書にしかないもの”があります。
それは、“日本への提言”です。
「中国という国のことは分かった。では、それに対して日本は、日本人はどうすればよいのか?」
という問いに対して、最も真摯に向き合って提言を述べているのは、本書であると言えるのではないでしょうか。
「支那流の虚栄に学んではいけない」
「福沢翁の心事をわが心事としなさい。」
は、文中においても“日本への提言”という形で述べられていますが、本来、中国に向けての言葉であったはずの「国は自力によって保たれなくてはならない」が、今の日本に当てはまってしまうのが何とも残念でなりません。
 
大隈重信の提言を現代の日本にも当てはめたうえで、“どう活かすべきか”については、監修を務められた憲政史家の倉山満先生の巻末の「解説」でも触れられています。
 
100年も昔に書かれたものであるにも関わらず、現代にも十分通用する中国論を、日本への提言を論じていたという点で、伊藤博文ファンの私にとっては、“無茶ぶり政治家”“扇動政治家”といった印象しかなかった大隈重信という政治家を大いに見直してしまいました。
 
おススメです。
83人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今現在にも通じるChineseの性質!大変興味深く、また参考になりました!
私が参考にしたからどないやねんって話な気もしますがw、私も、これから日本が「どーなるのか」ではなく、「どーするのか」を考えられる、一国民になれれば…と思う一冊です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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