2011年11月20日日曜日

おれの血は他人の血 著:筒井康隆



星雲賞第6回長編賞受賞作品

とある男が、場末のスナックでやくざに絡まれるところから物語ははじまる。
やくざに小馬鹿にされ、怒りが湧き上がると同時に男は意識を失った。
そして、気が付くと店の中がめちゃくちゃになっていた。
従業員たちは震え上がって店の隅にいて、男がどうなったのか尋ねると
三人やくざになにかを叫びながらぼこぼこに返り討ちにしたという。
この事件をきっかけに男は街全体を巻き込んだやくざの抗争に巻き込まれていく・・・。


筒井康隆のバイオレンスハードボイルド小説で、意識を失っているあいだに大暴れする男が登場する。
星雲賞ってなんの賞だっけ?
大暴れする理由は確かにSFかとも思うが、やくざアクション物だよな~これ。
血や暴力が好きな人はおもしろく読めるでしょう。結構グロいです。
とりあえず読み終わったら叫びましょう、”エスクレメントオオオオオオオ”!!!!

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