日本政府は、今のところ、このシリア攻撃の可能性についてコメントを控えています。
しかし、安倍首相の発言(日本政府としてはシリアで化学兵器が使用された可能性が
極めて高いと考えている。化学兵器使用はいかなる場合でも許されるものではない)
にも明らかなように、アメリカがミサイル攻撃に踏み切った
場合、直ちにそれを支持することになるでしょう。
こうして、日本政府もイラク戦争の場合と同様の過ちを犯すことになります。確たる
証拠も根拠もなしにシリアの人々を殺傷する共犯者になるようなことを避けるのが、
憲法の平和主義の精神であるはずです。