教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

ジュンク堂民主主義フェアを見直し 店員ツイートに批判

2015年10月25日 11時52分43秒 | ニュース

朝日新聞デジタル 10月23日(金)21時30分配信

『 東京都渋谷区の「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」で開催中のブックフェア「自由と民主主義のための必読書50」が21日に一時撤去され、並べる本を見直すことになった。運営会社が22日、HP上で発表した。きっかけは、書店員がつぶやいた「闘います!」などのツイートに対するネット上の批判だった。
 フェアは9月20日ごろにスタート。安全保障関連法制に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の「民主主義ってこれだ!」や、歴史社会学者の小熊英二さんの「社会を変えるには」、作家の高橋源一郎さんの「ぼくらの民主主義なんだぜ」などの書籍50種類前後がレジカウンター前の棚に並び、今月末まで開催予定だった。
 だが、渋谷店の書店員が今月19日、「非公式」に開設したツイッターアカウントで、「夏の参院選まではうちも闘うと決めましたので!」「闘います。うちには闘うメンツが揃(そろ)っています。書店としてできることをやります! 一緒に闘ってください」などと発信。共感が寄せられる一方で、安倍政権を闘う相手に想定しているとして「選書が偏向している」といった批判が続出した。
 店側は20日に非公式アカウントを削除し、21日夕にフェアの棚を撤去。運営する「丸善ジュンク堂書店」は22日、公式HPで「弊社の公式な意思・見解とは異なる内容です」などとして、ツイートに至る経緯を調査し、棚を撤去して内容を見直した上で再開する方針を示した。広報担当者は「フェアのタイトルに対して、陳列されている本が偏っているという批判を受けて、店側が自主的に棚を一時撤去した」と説明する。
 渋谷店の店長は「素晴らしいという声も、偏りを指摘する声もあった。いずれも真摯(しんし)に受け止めている。批判があった以上、内容を改めて検討する必要があると考えた」と述べた。
 安全保障関連法制の成立前後から、安保や民主主義をテーマにしたフェアを開催する書店は相次いでいる。系列のジュンク堂書店池袋本店でも9月末まで開催していた。(藤原学思、市川美亜子)朝日新聞社

 

丸善ジュンク堂書渋谷店の書店員が今月19日、「非公式」に開設したツイッターアカウントで、「夏の参院選まではうちも闘うと決めましたので!」「闘います。うちには闘 うメンツが揃(そろ)っています。書店としてできることをやります! 一緒に闘ってください」などと発信したのは、丸善ジュンク堂書店店員が、公私の立場の区別が付かずに混同しているのでは有りませんか。

私企業として公私の区別を店員に会社として、明確に教育しておくべきです。社会の常識です。特定の政党機関紙や社会活動家だけの本を販売する特約店ではありません。丸善ジュンク堂書渋谷店の書店の一店員として営業活動の範囲を逸脱しています。

「自由と民主主義のための必読書50」を販売したら、偏向している丸善ジュンク堂書では有りません。自由と民主主義の日本では、どんなテーマを内容とした本を販売しても自由です。

本を、買うか買わないか、本を買う人で、読後を評価するのは読者です。

ブックフェアを開かなくても売れる本は、必ず皆読み買います。書店側のこの際安保や民主主義をテーマにした本を沢山売り儲けたい下心も見え見えとも思いますが。

偏向している本を販売している丸善ジュンク堂書と批判されるご時世になれば、民主主義無くなり戦前のものが言えない日本に逆戻りです。

丸善ジュンク堂書渋谷店のこの書店員の大阪で言われているいちびりで、「非公式」に開設したツイッター書店の名前も出さずに意見を書き込むのは自由で問題はないと思います。

ただ最近の反対意見や少数意見を尊重しない今の日本の社会風潮に「言論の自由と民主主義」のクライシス、京都大学大学院藤井聡教授の言葉を借りれば言論空間への侵害行為、恐怖を感じているのは私だけでしょうか。

 

 


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