5月20日に弊社から刊行された『プロが教えるデジカメ撮影テクニック』(著者はプロカメラマンの三浦健司氏)という書籍を担当した吉田です。鬼のような上司から「Webで宣伝しろ」と言われたのですが、ただの宣伝なんて誰も読んでくれません。今回はプロカメラマンの三浦健司氏に、ペットや花の撮り方について話を聞きました。
元気を表わすキャッチライト
吉田:今日はペットの撮影です。まず犬の撮り方を教えてください。
三浦:今日はまずキミが撮ってみてよ。
吉田:はい、こんなのカンタンですよ。あれッ!? うーん……。
三浦:まるで居眠りしているようだねぇ。
吉田:「あ、いまだ!」と思ってシャッターボタンを押しても、実際にシャッターが切れるまで時間がかかるので、こんな写真になってしまったんですよ。
三浦:相手は生き物だ。そう簡単に言うこと聞いてくれないだろう。
吉田:なにかよい方法があれば教えてください。
三浦:そういう時はまずペットがカメラを注目するように声かけやオモチャで気を引くんだ。これが第1のテクニックだ。
吉田:なるほど。
三浦:そしてペットの動きを予測してシャッターボタンを押す。
吉田:第2のテクニックですね。
三浦:躍動感を出すため、ペットの目にはキャッチライトを入れるのが第3のテクニックさ。そうやって撮ったのがこれだ。
吉田:全然違いますね。
三浦:テクニック3つを組み合わせればカンタンさ。
吉田:やってみます。
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