衆参ダブル選挙、ないのでないか=甘利再生相

衆参ダブル選挙、ないのでないか=甘利再生相
 1月4日、甘利明経済再生相は年頭閣議後会見で、取り沙汰されている衆参ダブル選挙の可能性について「首相の専権事項だが、個人的にはないのでないか」と述べた。 昨年12月都内で撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter )
[東京 4日 ロイター] - 甘利明経済再生相は4日の年頭閣議後会見で、取り沙汰されている衆参ダブル選挙の可能性について「首相の専権事項だが、個人的にはないのでないか」と述べた。
新年の抱負として、アベノミクスにより「政府が背中を押さなくてもよい経済の自動循環」が実現することで「デフレ脱却宣言ができれば最高」と語った。デフレ脱却を宣言するには、消費者物価指数(CPI)やGDPデフレーター、単位労働コストなどの指標を参照するほか、「少々のことでデフレに戻らない強じんな経済」の実現が必要と説明した。

竹本能文

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