2014年09月12日　17:52

シグマ、広角28mmのFoveon X3搭載デジカメ「dp1 Quattro」

シグマは、コンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp1 Quattro」を発表。10月より発売する。

撮像素子にAPS-Cサイズ相当の「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー（ジェネレーションネーム“Quattro”）」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。「Foveon」は、フィルムライクな層構造で、すべての光情報を素直に取り込めるセンサー。垂直色分離方式センサーが生み出す豊かな色の階調は、目で見る質感と同質の表現力を持つという。

また、「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」は、トップ層4ピクセル、ミドル層1ピクセル、ボトム層1ピクセルの3層構造「1：1：4」を採用。トップ層では輝度情報と色情報を取得し、ミドルとボトムの各層では色情報を取得している。有効画素数は約2900万画素。

レンズは、Quattroセンサーに最適化した高性能19mm F2.8広角レンズ（35mm判換算28mm相当の画角）を搭載。レンズ構成は8群9枚で、絞り羽根枚数が9枚。画面周辺部に至るまで、センサー能力を最大限に引き出すという点が特徴だ。

画像処理エンジンには、Quattroセンサーに最適化した「TRUE（Three-layer Responsive Ultimate Engine）III」を採用。最高3.5コマ/秒の高速連写が可能なほか、HIGサイズのRAWファイルで最大7コマの連続撮影が行える。ISO感度設定はISO 100～6400まで。

このほか、ボディの一部に軽量で堅牢なマグネシウム合金を採用。背面モニターは3.0型液晶（約92万ドット）を塔載。記録メディアは、SDXC/SDHC/SDメモリーカードに対応。本体サイズは161.4（幅）×67（高さ）×87.1（奥行）mm、重量は425g（電池、カード除く）。

価格はオープン。

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