新幹線の手荷物規制強化を協議 JR東海、国交省などと
JR東海の柘植康英社長は17日の記者会見で、新幹線の車内に持ち込める手荷物の規制強化について、国土交通省やJR各社と協議していることを明らかにした。柘植社長は「より厳しい持ち込み制限をかけられるように調整している」と述べた。
東海道新幹線では火薬類や高圧ガス、マッチ、可燃性の液体などは、旅客営業規則で車内持ち込みが禁止されている。ただ重さ3キロ以内であれば可燃性の液体も持ち込むことができる。
一方、JR東海はデッキ部分にある車内の防犯カメラを客室にも設置する準備を進めている。柘植社長は非常ブザーが押された際にはその車両のカメラの映像を自動的に表示し、乗務員が確認できるように改良することも明らかにした。