奄美大島・西古見集落の素晴らしい自然を残すため、約5000人を乗せた大型クルーズ船の寄港地誘致をやめてもらいたい!

奄美大島・西古見集落の素晴らしい自然を残すため、約5000人を乗せた大型クルーズ船の寄港地誘致をやめてもらいたい!

開始日
2018年1月31日
署名の宛先
鹿児島県知事 三反園訓
署名活動成功!
35,066人の賛同者により、成功へ導かれました!

この署名で変えたいこと

署名の発信者 奄美の自然を守る会

【2019年8月24日追記】

※2019年8月23日、瀬戸内町長が計画断念を発表致しました!※

瀬戸内町公式YouTube 大型クルーズ船寄港計画に関する記者発表

https://www.youtube.com/watch?v=zV9eDK9GPsQ&t=6s

 

皆さまのお力添えのおかげです。本当にありがとうございました。

 

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この署名は、鹿児島県・奄美大島の瀬戸内町にある集落、西古見(にしこみ)に持ち上がった大型クルーズ船寄港地誘致に反対するために、立ち上げました。

現在、鹿児島県・奄美大島の南側にある瀬戸内町・西古見集落に、5000人以上の乗客を乗せ、週3~5回ほど運行する大型クルーズ船の寄港地を作ろうとしている計画があります。
https://goo.gl/DXMVgv
(2018年1月11日 南海日日日新聞)

 西古見集落は、人口30数名ほど。珊瑚の石垣が美しく残り、海に浮かぶ三連立神に夕陽が沈む、静かな集落です。

瀬戸内町の人口は、平成29年12月末で9009人。1週間で町の人口を超える人数が30数名の集落にやってくることになります。

想定されている船:世界最大のクルーズ客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」について
●総トン数:約22万トン 排水量:約10万トン 全長:361.0m 幅:64.9m 高さ:72.0m

旅客定員:5400名(最大6300名) 乗組員:2160名

●カジュアル市場向けの薄利多売型大型客船(中国では¥5000~8000╱泊で販売されています。)

●3月~11月のみ、最初は週1回、後は週3~5回の運行予定です。

●アジアクルーズの多くは、上海⇒九州⇒奄美⇒北京の、3泊4日か4泊5日のコースです。

瀬戸内町が計画している西古見地区への大型クルーズ船誘致について、私たちが反対している具体的な理由は、下記のとおりです。     

●説明会の開催は30数名の一集落のみしか行われていません。

西古見集落は、人口30数名ほど。瀬戸内町の人口は平成29年12月末で9009人。1週間に町の人口を超える人数がやってくるこの寄港地誘致計画について、2018年2月8日現在、西古見集落以外の町民に対して、「説明会」は開かれていません。

●要望書提出の各種団体は、臨時総会すらも開いていません。

町は、各種団体から誘致実現に向けた取り組みを求める要望書の提出を受けたと言っていますが、どの団体も会員向けの説明会も無く、臨時総会も開かれず、理事会すらも開かれていない団体もあります。押印の事実は一部役員のみが知っていたことです。

後日、町に一団体から説明会の要望をしても、聞きたい人は各自窓口に来るようにとの回答です。

●西古見集落の「後世に残すべき自然や歴史・文化を守った上で計画を進めて欲しい」という希望は叶うのでしょうか。

町は、 奄美大島各地に日帰りで行けるツアーの開発をはじめ、寄港地周辺でマリンレジャーや飲食を楽しめる施設を整備したい考えを表明しています。

町がいう「利用可能な」後背地には100年以上も手つかずの自然林に希少動植物が生息し、旧日本軍の観測所や兵舎など貴重な戦跡が残っています。

●西古見集落の生活環境は守られるのでしょうか。

長時間のアイドリングにより汚染物質が排出され、集落生活環境の悪化、酸性雨による後背林の荒廃、それに伴うサンゴ礁や稀少動植物への悪影響はまぬがれません。

●奄美大島全体の観光に関わる大問題です。「奄美ブランド」の危機です。

週に1万5000 人以上来島する外国人観光客の滞在に伴う汚水・糞尿処理は、瀬戸内町を含む奄美大島全自治体が行います。

バスツアーが通過する集落・目的の観光地、そこまでの道路環境、マリンレジャーで訪れる集落の自然・生活環境の保全は瀬戸内町を含む奄美大島全自治体が行うのです。

●生業に関わる漁場が一つ失われます。

 ●その他、懸念される問題が多くあります。

○実際に誘致自治体では密輸、密入国などの問題も起きていて、治安の悪化が懸念されます。

○宿泊及び食事もすべてがパッケージされているため、地元企業の入る余地が少ないです。

○外国人観光客がメインのため、言語の問題をクリアして地元の人間の雇用が生まれるのでしょうか。

○雇用される外国人を含む300~500人が住むエリアと住民のエリアができることにより、今までの集落の営みが変化します。

○単一の国に依存した事業のため、社会情勢の変化による破たんの可能性が高いと思われます。

この場所に、週に1万5000人以上の乗客がやってくる大型クルーズ船の寄港地を作るとなるとさまざまな問題が予想されます。

30数名程の集落に週1万5000人以上の人間が訪れるこの計画は、どう考えても集落及び町のキャパシティを超えています。

 現在、奄美大島に訪れる観光客の皆さんは、手つかずの自然とゆったりとした島ならではの時間を目的にいらっしゃっています。

住む人、訪れる人、すべての人々が幸せな時間を過ごせるよう、今一度、西古見集落へのクルーズ船誘致を考え直していただきたいと思っています。

ぜひ、署名をよろしくお願いいたします。

 【2019年4月12日追記】

奄美の自然を守る会ホームページを作成いたしました。

2017年8月の国土交通省による調査から今までの一連の経緯が記載されております。この問題に関心のある方にぜひともご拡散をよろしくお願い申し上げます。

https://www.saveamami2018.com/

※ありがたいことに、募金をしたいというお申し出をいただきましたので、口座番号を記載いたします。

ゆうちょ銀行
店番798
普通口座
口座番号0518878
口座名 アマミノシゼンヲマモルカイ

領収書をご希望の方は、お手数をおかけしますが、saveamami@gmail.com まで、振込み名義人名とお名前、ご住所をお報せくだされば幸いです。もちろん、個人情報は厳守致します。

頂いた募金の使用内容といたしましては、

・インターネットを使わない層に対する、島内外におけるこの問題の周知のための、新聞広告代金

・同じく問題周知のための折り込みチラシの印刷費及び折り込み代金

・奄美大島から、国交省、環境省、鹿児島県庁などへの関係省庁へ行き、担当者と対話をするための出張費・交通費

・必要書類作成に必要な印刷用紙や文具など消耗品類の購入費

を予定しております。

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奄美の自然を守る会 
代表:田原 敏也 
894-1502 大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 
TEL:0997-72-1001
FAX:0997-72-1003 
e-mail:saveamami@gmail.com

※書面での署名の場合※

書面の場合は、https://goo.gl/FxDdXB よりPDFをダウンロードして必要事項を記載の上、奄美の自然を守る会  代表:田原 敏也 〒894-1502 大島郡瀬戸内町古仁屋宮前 23-6 までご郵送、もしくは手渡しして頂ければ幸いです。

署名は、このchangeか書面、どちらか1回でお願いいたします。

HP:https://www.saveamami2018.com/

Blog:http://saveamami2018.amamin.jp/

Facebook:https://www.facebook.com/saveamami

Twitter:https://twitter.com/saveamami

 英語版のChange.orgでの署名キャンペーンはこちらです。海外のご友人にもぜひ拡散していただければと思っております。

https://www.change.org/p/satoshi-mitazono-stop-the-invasion-of-large-cruise-ships-carrying-over-5000-people-to-nishikomi-amami

署名活動成功!

35,066人の賛同者により、成功へ導かれました!

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意思決定者(宛先)

  • 鹿児島県知事 三反園訓
  • 瀬戸内町長 鎌田愛人